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2005.08.15

雷と独立型太陽光発電

cc1  左はお山の上から回収してきた、雷でぶっ飛んだチャージコントローラ。様子を聞くとどうやら直撃雷に近かったらしい。山頂寄りに居た人の話では雷が落ちたと思ったらその光が山腹を伝って小屋に落ちた、小屋が光った、だと。確かに屋内配線のスイッチが粉々に砕け散っていたし、携帯電話の中継アンテナと思しきポールの根元にも激しいリーク痕が残っていた。死者が出なかったのが不思議なくらい。
でもいつものことだが、太陽電池は全く無事。不思議なものだ。あれだけ面積が大きいシリコン板はタダの石みたいなものかもしれない。顔色ひとつ変えず、いつものように働いている太陽電池アレイに安心した。

さて、このチャーコン、3つのうち上の2台は昔のリレー式。製造番号を見ると平成元年の頃のもののよう。よく今まで故障もせず動いていたものだ。それだけで博物館行きだわ、こりゃ。
そういえば、このタイプは落雷を食らうとリレーの接点が溶融するのか、クローズモードで故障していることがある。太陽電池放電器によってバッテリが空っぽになりかけてあわてる次第だ。トレースエンジニアリングのC30Aだったか、これも同じような仕組みのコントローラだった。
しかし山小屋では太陽電池の電源が無いと出来ないことだらけになるところが少なくない。これでは部品調達までの間が困るので落雷後にもすぐ復旧出来るよう、三方向スイッチとパワーダイオードを通じて直接充電できるようなバイパス回路を作っておいたこともあったが、備えがあればあるでトラブルは起きない。皮肉なものだ。

cc下の大きなのは、いまどきのPWM方式のヤツ。MOSFETをスイッチングさせている。
基板を見ると逆接続対策のシリコンダイオードが丸焦げ。左のショットキバリアとMOSも頭が飛んでいた。他はキレイなものだが、デジタルICもダメになっているだろうからハンダゴテを当てて見ようという気にもなれなかった。
と、ここまで嫁さんが撮ってくれた写真。いつもより丁寧で、一応、使える(笑)

(追記)
と、ここまでアップロードした後に、緊急時用のダイオードによるバイパス回路の写真があった。当時、雷害で現地が往生したことがあったので、次に同様な事態が起きても差しあたって困らないようにC40と合わせて現場組みし直した。でも、なぜかそれからは壊れていない。 山小屋というのは施設の改変や修繕が頻繁なため、拡張性を確保するためにも本当は木板に組んでしまいたいのだけれど、ここは冬季の霜によって水浸しになるのでやむを得ず盤に放り込んだ。
万全にした後に限って問題が起きないのは嬉しいようながっかりなような。ccbd

8月 15, 2005 太陽光発電の技術 |

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