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2005.11.25

HIT太陽電池

200b_001 写真は三洋のHIT太陽電池。
たびたび”定格超え”に驚かされる。
太陽電池が(人の住む平地で)定格を超えることは滅多に無い。それがこの太陽電池の場合、度々見られるのが面白い。

パワコンの表示部を見るとあまりに能力が高いので”ホントカナァ”と思って、クランプと電圧計を当ててみるとうわ!(常温よりセル温度が高いのに)定格出力を超えてるわ。こんなことが過去に何回もあった。

HIT太陽電池は、従来のJISで評価するのは難しい気がする。JISで評価すると過小評価になってしまう。普通のシミュレーターも、どうも5パーセントくらいは実際よりも小さく評価してしまう。

嬉しいような困ったような。
HITは、発電面では本当に魅力的な太陽電池。
製造コストが高いし(筈)、ユーザー価格も高いためか今のところ三洋しか作っていない。
なお、わたしゃ、三洋のまわしものじゃないですヨ。
この太陽電池もお気に入り製品のひとつというだけです。
面積効率も良いので、小さな屋根の家には特におすすめ!

11月 25, 2005 太陽光発電の技術 |

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コメント

よしどみさん おはようございます。
三洋の200W早々価格をグ-グルしてみました。
定格超え発生のメカニズムは気象条件(エアマス)の関係でしょうか?
当方の独立系でも時々定格超えを観測しています。パネル1枚あたり4~5パーセント以上は超えています。50Aの(シャント抵抗検出)電流計が完全に振り切れていて最初は計測値を疑いましたが、データーロガー数値も同じなので間違いは無いようでした。

これから積雪による銀世界が見られる頃にはこの定格超えがしばしば起こります。積雪による反射効果と相まってその現象は顕著に現れるようです。残念な事に気象データの同期計測をしていないので、その証拠データはPVだけなのですが・・・

大昔(約36年前)の話ですが、某中央研究所ではPVに集光レンズをつけて発電実験していたなぁ~ 集光レンズを付けたらすぐ定格超えするでしょうねぇ、そして同時に集熱してPVが劣化するとか(爆)
よしどみさんも懸念しているように定格超えが無視できる範囲の場合は良いのですが、保護機能がないとパーツの定格オーバーやデバイスの経蒔変化に影響を与えるかもしれませんね。

投稿: たいよう | 2005/11/26 1:05:53

三洋のHIT太陽電地は、系連携のものの中では、かなり価格が高いですね。
私も、訳ありのものですが、(HIP-190W)を持っていますが、電圧の方では、定格以上の供給があります。(安く入手するために訳あり品を選んだだけですが。)
パネルのガラス割れが全体的にあるので、光が効率よくあたっていないのか、電流値の方は、定格出力を測定できていません。常に日陰があるのと同じ状態ですね。
(ガラスを外してアクリル板とかはめるのも方法ではありますが、それでも安くありませんね。)
セル自体が非常に高価で、(どれぐらいの価格であったかは私では分かりませんが、)微弱な発電量も無駄にしないという考え方があったからと思います。かつては、セルが高かったためか、セルの形状が四角形ではなく、パネル内に空白が多いものがあったようですが、
今では、セルの一部を切断して、並べやすい形にして、殆ど隙間無く敷き詰めるのが、当たり前になっていますね。
パネルにレンズで集光するのも、セル自体が非常に高価で、発電量を増やすことへ挑戦のひとつだったのかもしれません。ではまた。

投稿: ブルースカイ | 2005/11/26 9:17:08

こんにちは~。
定格越えとは嬉しい限りです、昔の罪滅ぼしかな(笑)。

三洋さんのパネルは電圧が高めで、電流少なめだから、アレイのパネル数が少なくなり、アレイの数が増えますから、よしどみさんが言われるとおり「小さな屋根の家には特におすすめ!」ですね。
それと、アレイの数が増えるという特性から、配線が増える要素はあるものの、日影の影響を最小限に食い止める設計が可能になりますよね?

個人的には大電流志向なのですが、選択肢が多い方が消費者にとって有利であることは確かです。

投稿: aosam | 2005/11/26 16:37:22

”定格超え”ですが、
1:kkさんのおっしゃるような積雪による反射効果
2:エッジオブクラウド(雲の端面から反射した光も入射する場面)
上の2つがよく見られます。
しかし大抵は冬季です。結晶系はセルの温度係数が大きいので、春夏秋は電圧がガツーんと落ちてしまって、パワコン出力がシステム定格を上回るほど”大きな定格超え”は見られません。一方、HITが季節を問わず、大きな定格超えをする場面があります。これは、セルが高温に強い(温度係数が良い)からだと思われます。
aosamさんのおっしゃる、大電流指向、工事がしやすいんですよね。高電圧指向ですと回路が多くてまぁ、配線だらけです。日影には強いのですが。。。仕事が大変。

そうそう、HIP-190Bは127000円です。
200Wの方が137000円。W単価はやや高めの系統連系型になっています。
一方、66セルの方は、独立用として考えたら呆れるほど安いです。

投稿: よしどみ | 2005/11/26 17:20:11

よしどみさん、こんばんわ。
確かに独立系太陽電地と比べると、比べ物にならないくらい安いです。
すぎやまさんの店の販売価格を見て驚きましたね。SM55と殆ど同じ価格で100Wの物が売っているのですから。
1kwあたりで考えると大きな価格差になります。
SM55を18.2枚で、91万円、HIP-200 5枚で、68.5万円。ND-157AR7枚で、約46万円
※税抜。SM55は、実勢価格。系連携用は、定価。太陽電地以外の代金を含みません。
ではまた。

投稿: ブルースカイ | 2005/11/26 21:40:08

積雪による反射効果を今度は本格的にデータ採取してみようと思います。
webを探せば誰かが既に実験しているかも知れませんが、当方のシステムの本領(仰角追尾)発揮のチャンスでもあります。まだ計測は先の話ですが結果を公開します。
パネル1枚と計器があればすぐ結果がでるから意味がない事をやろうとしているのかな?(笑)

投稿: たいよう | 2005/11/27 4:51:23

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