
弊社がメーカーに依頼して製作している太陽光発電専用3P3E逆接続可能型漏電遮断器です。内容物はJET認証品ですので合法かつ安心です。
まもなく実績2年目となるのできちんと紹介します。
外観もビューティフルなのでお客さんからのウケも良い(つもり)
主な特徴としては、①ケースに入っているので塵埃が溜まらず安全性が高いこと②美観が良いことです。
表示部のネオンランプは、2次側から取っているので内線規程2000に適合した接続(一次に分電盤、二次にパワコン)をすれば、系統側の停電(トリップしない)とPV側の漏電による異常停止(トリップする)を瞬時に判別することが出来ます。
つまり、系統側の停電では家中が消灯するのに対してPVのELBトリップではネオンが消灯します。
「パワコンの状態や、ELBのハンドルの状態を見ればすぐわかるじゃないか。」
こう云う業者さんもあるでしょう。しかし、その考えは甘いです。販売者都合、工事業者都合です。実際には、多くのお客さんはパワコンの表示やハンドルの向きだけでは状態を判断できません。家庭用分電盤でも、今では上下逆向きの子ブレーカーもありますので従来の常識は通用しないと考えて良いでしょう。
何故私はこんなブレーカーを製作したのでしょう。
太陽光発電は、訪問販売や強引な販売者による購買者が少なくありません。また、ユーザーには、お年寄りなど判断力が低下している人もあります。だからお客さんによっては、トラブルがあった時に電話でゴチャゴチャと聞いても殆ど情報が得られません。
しかし、せっかくご訪問して点検しても、実際は、誘導雷でブレーカーがトリップしているだけのことがたくさんあります。電気は便利な癖にわかりにくく危険なものです。だからプロフェッショナルたる業者が全ての面倒を見るのが当然と云えます。ところが、これらわかりにくいトラブルの中にも「誘導雷によるトリップ」≒「風によって扉が開いた程度」のことがあり、このリスク回避費用をお客さんに負担させてはいけないでしょう。
もうひとつは上にも示したように、安全と美観のためです。技術上はもちろんプラスチックの後付ケースの中に逆接可能型ELBを入れても構いません。しかし、この方法ではホコリによるトラブルが防止できません。一方、写真のELBは外装ケースによってトラブルを未然防止出来ます。
人によって暮らしはさまざまです。一度も掃除をしたことが無い散らかった家もあります。またご老人や体の不自由な方には丁寧な掃除や安全の管理に無理があります。製品の工夫により失火や故障を未然に防止できればこれは良いことでしょう。
背面と上面、下部にはノックアウトもあり、隠蔽配線、露出配線に対応しています。内部スペースには他のELBよりもゆとりがあり、昨今のTD付モニタ用の分割CTも内蔵できます。
定価13300円。10台ロット前金の場合は卸価格(税務署によって”贈与”とみなされない程度の無利益出荷)とします。初回のみ1台からのサンプル出荷(仕様書入)も可能。
一方、長期的に見ると、仕様書のみの提供は多大な労務が累積し、値上がりの原因になりますのでお断りいたします。サンプルからでお願いいたします。
お値段が気になると思いますが、はっきり言って、大量に作っているので安いです。この製品にご興味がある業者さん、ご一緒に使いませんか?(ちなみに、これも黒色PF管と同様、業界貢献の目的しかなく、ウチに儲けは無いですヨ。)
※何故無利益出荷をするか?それは皆で使いながらさらに工夫してゆきたいからです。