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2005.12.28

内線規程資料3-5-5 やったネ!

2005年改定内規をまだ完読していない(汗)
でも太陽光発電システム関連だけは、少しずつ2000年版と比較中。

すると、資料ページ、接続例2の「注1」が2005版になって書き換えられていた。

2000では
「漏電遮断器E2は、逆接続可能型が必要になる。この接続例では、パワーコンディショナが単相3線式電路(単相2線式200Vを含む。)に接続される場合であっても、漏電遮断器E1E2は3P2Eで良い」

2005では
「漏電遮断器E2は、逆接続可能型が必要になる。また、漏電遮断器E2にあっては、中性線欠保護付きのものであることを要しない。この接続例では、パワーコンディショナが単相3線式電路(単相2線式200Vを含む。)に接続される場合であっても、漏電遮断器E1E2は3P2Eで良い」

赤字の部分が追記されている。
これって、僕ら工事屋が声をあげていたのも成果につながったんじゃないかな。
だって、パワーコンディショナの保護協調装置にはOVR・UVRがあるから欠相はここで検知できるのだ。だってそうだろ、そうじゃないか!!と以前jから私達はメーカーに噛み付き、メーカー製の下手な「工事マニュアル」←ウソ教科書の改訂を強く要求していました。

これまでアホな電力担当者は、中欠付ELBをなんでもかんでも要求していましたが、これもメーカーのアホマニュアルのせい。以前の内線規程はこの点について触れていなかったのだ。それが今回、わざわざ注意書きしてある。「イランよ」と。

判断に迷いやすい事物が字面に現れるまでは、ホント長い。これまで参った参った。
全くクソガンコな東京電力M営業所と中部電力T営業所には費用差全額を返してもらいたいものだ。

また、需要設備専門部会には、接続例1は特殊事例として紹介して欲しい。
ンなもんは、離れのある家屋にやむを得ず使うものだと思う。
常用したところで、分電盤メーカーを儲けさせるだけ。
これ、私が言うC点連系のことね。

12月 28, 2005 太陽光発電の技術 | | コメント (4) | トラックバック (0)

2005.12.27

訪問販売、昨今

訪問販売シリーズの続き、なのかな??

知り合いの訪問販売の業務担当者さんと相変わらずお付き合いを続けている。
当該担当者が酒飲み仲間として楽しい人だから遊んでいるだけだけど。

聞くところによると、最近は悪質リフォームや変態連中のせいで商売あがったりだそうだ。
「行政の宣伝カーまであるんだよ!!」
不審な人に気をつけましょう!!と。
ん~~~確かに訪問販売って、地域でウロウロする不審な人だなぁ。。。(汗)

私の(一般訪問販売さんへの)考えはこう。
●お客さんにとって(見えるか見えないかはさておき)
PVやオール電化の”効用”をよく説明してくれる人。
●他業者にとって(見えるか見えないかはさておき)
訪販の説明を受けた人のうち、裏付けを取りたがる注意深い人は必ず私達専門業者に尋ねてくれる。するとこの場合、私達は、説明の労務がないぶんお安く提供できる。野卑な表現をすれば「受注率が高くなる」「経費率が低くなる」「営業コスト分を良い納品にまわせる」
この場合、訪問販売さんは、便利な普及者であり、宣伝者。
訪販さん、事前説明をありがとう。
●国や社会にとって
悪質で無いかぎり、国策プロパガンダの兵隊として優意義。社会にとっても、エネルギー論・地球温暖化・PVの価値論の啓蒙者として有意義。
●でもでも!!
ちと高い。フツーの訪問販売ですら、営業員の給料が余計にかかる。そりゃ、受注を目的とした説明のために一件一件戸別訪問していれば効率が上がらず、経費がかかるでしょう!!しかし、異常なまでの利回りを求めない業者さんでは、中間業者が多数噛んでいる状態よりマシかもしれない。
具体的には、建設業者系の3段4段5段卸みたいな中間業者だらけの納品より訪問販売の方がはるかに安く、納品品質が良い場合がある。これは、お客さんも同業者も知っておくべき。訪問販売が高い、いい加減というのはよくあるケース。
だけどいつも、誰でも、ではない。
その業者の”質”によるわけだ。
●二種類
ニュースで取りざたされるような悪質リフォームを絵に描いたような会社もあれば、至極良心的なところもある。前者は論外。後者の方には、訪問の労務分が高いだけというところもある。大抵の場合は、コスト競争力をつけるため、工事経費を限界までカットし怪しい納品をしているからもちろん要注意。だけど、設計を監査すると同時に工事費用を惜しまずに厳しい品質管理を行う会社もある。後者はすごい。

ちと悲しいが、これらは、訪販事業者での割合を見ると100件に1件くらいか。
訪問販売は、拡大を続けるPV業界の立役者でもある。
もちろん、購入者にとって、注意は必要だけれど。

12月 27, 2005 私の話 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.12.23

解氷って業者がやることもあるんですね。

http://www.bousaihaku.com/cgi-bin/hp/index2.cgi?ac1=B311&ac2=&ac3=2286&Page=hpd2_view

解氷って業者がやることもあるんですね。
寒冷地では、隣組?(死語?)で持っているような機材だと思っていました。
(私達は持っていました)

電流による溶氷は、短い配管スパンで取り扱わないとおっかないです。
厳しい寒さが続く中、このキワモノ商売(季節物商売)は多忙でしょう。
そんなときにはこんな事故があってもおかしくないですね。

12月 23, 2005 私の話 | | コメント (5) | トラックバック (0)

テメー騙したな!と言われないために

●地球資源論と温暖化論から見た電化(オール電化)

大真面目に計算してみると。。。

IHクッキングヒーターは環境にはよろしくないです。
エネルギーを使いすぎます。
これはガスや灯油と比べると、一目瞭然です。
使用時のエネルギーのみならず、機器製造にかかるエネルギーも多いでしょう。

食器洗浄機も家庭用はまず、環境にはよろしくないです。
湯接続の場合に辛うじて「悪くは、ない」程度になるくらいです。
自治体や地域にもよりますが、上水には莫大なエネルギーが投入されます。
すると、節水は環境を考える上で大きなテーマです。
でも、湯接続の場合ですら、製造時・廃棄時の負荷を考慮すると、微妙なところで「買わないほうが環境に良い」と私は考えています。
水接続の場合にも環境に良い、節約であるというのは、完全な広告の読み間違い。
実際は手間が節約になるというのが真実でしょう。
水で漬け置き洗いするか、新聞紙で皿を拭いてオシマイ、が一番です。
今の時期はストーブにのせたヤカンの熱湯で漬け置きするのが良さそうです。
夏は、水でも十分きれいになります。汚れに対してどのくらい神経質になるかというのもありますが。

ということでIHや食器洗浄機は、環境は環境でも、「キッチン環境に良い」というのが本当の売り文句です。
地球環境面では大いに?????です。疑問符を100個贈ります。

●地球資源論から見たエコキュート

エコキュートはGOODです。
COPが3もあるのはいい。
しかし、長持ちさせることが大事。
ガスや灯油機器と同程度しか持たない場合、本体と工事とに要する資材量・エネルギー量が大きすぎる気がします。ガスや灯油機器の倍以上は施工の際にCO2を排出します。
ロジスティックス然り、工事車両の往還然り。せめて貯湯槽だけでも15年は持たせたいものです。そうしないと従来熱源機器を大切に使っていたほうが環境に良いという転倒現象が予測されます。
長持ちさせるためには、きちんとした水道工事が必要です。
今時期かなり管凍結のクレームが多いようですが、安く買おうとすればこれは仕方ないのでしょう。寒冷地を除き、多くの場合、ヒーター工事は省略の対象です。
本州太平洋の人も銅管工事にして電気溶氷機のお世話になりますか。
でも東京や名古屋辺りでは売ってないですね。

●原発と地球温暖化防止の矛盾

原発との関係を見ますと、IHもエコキュートもダメでしょう。
オール電化なんていうのは、夜間電力の利用を推進するわけですから、原発推進行為です。中部電力などはまだLNGの率が高いですけど、世界最大原発(柏崎刈羽)の東京電力や関西電力の夜間電力は放射能だらけです。
それをわかっていないと、原発反対の人にも売ってしまう過ちを犯してしまいます。

私は原発の是非をしっかり言えないので、弊社はチームマイナス6%に入っていません。
CO2は減らすべきかもしれませんが、この政府広報は原発推進の道具とも見なせます。
あちらを立てればこちらが立たず、の典型例だと思います。

あまり濃い話しをすると全てのお客さんが逃げてゆくのでこのくらいにします(笑)
オール電化は経済的ですし、快適です。
しかし、その社会性については??
私はよくわからんなりにやっています。

12月 23, 2005 環境・エネルギー | | コメント (4) | トラックバック (0)

ある製品についての考察メモ

まずスペックの確認と整理。
A:コンバータの変換効率(95%)
B:蓄電池充放電効率(アンペア効率ではなく、エネルギー効率80%程度)
→換言すれば化学反応の効率と考えると良い。
C:蓄電池容量(30.6Ah)
→器の大きさ
D:蓄電池公称電圧(公称12V・・・つまり6セル電池)
→6セルというのは、2V単電池を6つ収容する電池ということです。
E:蓄電池直列台数(26台・・・つまり6*26=156セルバンク。公称電圧312V)
①ABの情報と考察から、蓄電池と出入りする電力の効率は
0.95*0.8=0.76つまり劣化を無視しても最大76%程度。
②CDEの情報から蓄電池の容量は
30.6*12*26台=9547wh→丸め処理をして10kwhとしているのでしょう。
ところで蓄電池は完全に充放電すると寿命が著しく短くなります。
すると放電の深さ(DOD)というものを考えなければなりません。
放電の深さはサイクルサービス用電池の場合、30~50%程度で使います。
プレゼンシートを見ると、50というやや乱暴な使い方を当たり前のように解説し
ていますが、この値を当該システムに適用すると、30.6というAh容量は実用上
30.6*50%=15.3Ah
公称容量で新品時を考えると
9547*50%=4773.5Wh/day
寿命末期は80%容量としますのでこれに0.8を掛けると良いでしょう。
4773.5*0.8=3818.8Wh/day
つまり、お客さんの立場に立つと、毎日平均、最大3.8~4.8kwhを使うことが出
来るわけです。
中間を取って(3818.8+4773.5)/2=4296wh(4.296kwh)を採用値としましょう。
するとこれら①と②の整理から
4.296*0.76=3.26496kwh
丸めて3.27kwh
これが、夜間と日中の電気料金差を利用できる日平均の電力量になるわけです。
ここからは簡単。
☆太陽光ありのケース
☆太陽光なしのケース
これらで考えれば良いでしょう。
ここでは、☆太陽光ありのケースだけ計算します。
住宅ですから益税を考慮し、税込みで考えます。
3時間帯別電灯での売電単価は22.97*1.05=24.1185
夜間の購入単価は7.22*1.05=7.581
両者の差は
24.1185-7.581=16.5375円/kwh
一日あたり3.27kwhがこれを活用出来るわけですから、年間では
3.27*365=1193.55kwh
単価差を掛けると
1193.55*16.5375=19738円
蓄電池が7年耐久するとして
19738*7=138166円
寿命までに14万円程度、電気代が楽になるケースが出てくるということです。
実際は、日中の負荷が殆ど無い家もありましょうから、この場合は経済効果など
考えようもないでしょう。

考えようによって良くもなるし、ゴミ製造機にもなる。かな。

12月 23, 2005 太陽光発電の技術 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.12.20

複数台連系への対応

事業者さんやメーカーさん、消費者さんからのメール。
年に数回~10件くらい、このご相談があります。
商品売買と設置工事の契約をして工事を済ませたけど、このままじゃ、運転しちゃダメ。。。らしい。
電力会社はダメと言う。
説明を受けてもよくわからん。
一体どういうことなの?

これ、大抵は「同一バンク」が原因。
いつも同じことを説明するのもしんどいので、このブログを使って、「分かりやすい説明」を試みることにする。私なりに頑張ってみるけど、わかりにくくても、無料情報なのでお許しを。私だって面倒なのだ。

同一バンクとはなんぞや。
電気屋は電気的なリクツで分かるので、心配ない。
だからここでは一般の方や電気屋以外の業者さんやウソ電気屋さん向けに説明しようと思う。

こんな構成で行こうかな。
●各戸(電力会社から電気の供給を受けている需要家)と配電線の関係
●太陽光発電が周囲の人々に与えるリスク
●皆が損をしないための努力と工夫

電柱の上に放熱のヒダヒダが付いた、ゴミバケツのような物体があるでしょう。
あれを「トランス」と言います。イメージ出来なければ、必ず見に行ってください。営業氏は向学のためにも、自宅のトランスを探してみてください。横着モンの物販業者さんもこのくらいは、せにゃいかん。

つぶさに観察すると、トランスから電線がにょろにょろと引っ張り出されて、各家庭に配られている様子がわかると思います。黒緑青が三つ編みみたいになって、やってきている。(たまに黒緑の2本なんてのもある)

観察のコツですが、日中なら太陽に背を向けて自宅への配電線と引き込み線を丹念に追いかけてください。僻地なら即座にわかりますし、住宅地くらいであれば目視できます。都市部はかなりごちゃごちゃしてわかりにくいのですが、双眼鏡を使うことで様子がわかると思います。コツは太陽に背を向けることでしょうか。逆光ですと、電線なんか線に過ぎないのでどれが自分のウチに関係しているのか、見分けが難しいです。

さて、これを電気的に考えると、一つのトランスから引っ張り出される各戸の低圧線は並列の関係にあります。ここに太陽光発電システムが複数台あれば、並列運転となるわけです。この並列運転がクセモノであり、同一バンク問題の正体です。

ちょっとしんどいかも知れませんが、ここからマジメに読んでください。
意味を理解しないと、何度でも同じ失敗を繰り返しますヨ。

情緒の無いことを言いましょうか。
今後は、繰り返しウチに相談する業者さんからは、これからゼニを取ります。
ご相談をお受けし、適切に御回答し、代行して電力と協議する経費はかなりのものです。

世知辛いハナシをすると、親切にもほどがある。この時間、寝ていた方がウチは儲かります。
同じ失敗を繰り返す業者はもう知らんからね。

さて、太陽光発電のパワーコンディショナの中身はインバータ保護協調装置で構成されます。インバータとは直流を交流に変換する装置です。保護協調装置とは系統(配電網などインフラと他の需要家)に迷惑をかけないよう、事故時にパワコンを自動でOFFにする装置です。(厳密にはちょっと違うのですが、ハナシを難しくしないために、まぁそういうものだと思ってください。)そして、全体を理解するためには、保護協調装置による事故の検出方法を考えなければなりません。

電気でハナシをするとややこしくなるので、いつものように水の例えで行きましょうか。私の小さなノーミソではこれより分かりやすい比喩が出来ません。
なんだか変な物語ですが、無理やり理解しようと努めてください。
かなり回り道ですが、相手が問題の核心を理解できるようにお話しないといけないと常々思ってきました。

早速比喩で行きましょう!
●電力会社=村の井戸(大きな貯水池)
●太陽光発電=家の水がめ(小さな貯水槽)
村人達は村の中心にある井戸を皆で使っています。しかし、雨の少ない季節には足りなくなることがあります。そこで水がめを持つ人は雨水をせっせと貯めて自ら使い、余った分をこの井戸に入れて他の村人にも分けることにしました。(共用の井戸に余剰の水を入れるなんて、ンなことはフツーはありえませんが、細かいことは無視して下さい。他に説明の方法が思いつきません。賢い人のアドバイスをお待ちします)
ところが、井戸にたくさんの毒が入っていたら、せっかく入れた水もひどく汚染されてしまいます。(ちょっとの毒は問題ない。自然というのは”ある大きさ”でもあって、浄化作用もある。でも「混ぜればわからん」という意味ではない。)
また、井戸が壊れていたら、水は逃げ出してしまうでしょう。これが大きな貯水池であれば、下流の家を水浸しにしてしまうかもしれません。

それならば、水がめを持って集まる人たちも、井戸の状態を確認しなければなりません。
親切がアダになってはいけませんからね。
でも、井戸の底は暗く見えません。状態を確認するためにはどうすれば良いでしょう?
そう。ちょっとしたイタズラをすれば良いのです。
汚い例ですが、井戸が枯れていないことを確認するには、
①ここに小便をする。
②汲んで飲んでみる。
③変な味がしなければ、持参した水がめの水を入れる

井戸の水がたっぷりあれば、小便くらいは薄まってしまって、味などわからないでしょう。
一方、変な味がすれば井戸が枯れていて、この井戸は器の用を成していないことがわかります。このように決まった方法を試してみて、問題が無ければ貴重な水をここに供与しても良いはずです。ダメならせっかく持ってきた水はお持ち帰りです。

同様に、太陽光発電の保護協調装置も、電気の波形にちょっとしたイタズラをします。系統(電力会社の電気)が問題なく働いていれば系統なんていうのは、”ある大きさ”を持った海みたいなものですから、このイタズラは上の例でおしっこが薄まるように吸収されてしまいます。一方、系統が止まっていれば波形に何らかの乱れが発生するはずです。

このように保護協調装置は自らイタズラをし、異常時にはここから生ずる「乱れ」を検知してインバーターを停止させる仕組みです。もし保護協調装置が無い場合、太陽光の電力がトランスを通じて高圧の事故点に流れ、作業者が感電する・火災の規模が広がるなど、恐怖のシナリオが現実のものとなるでしょう。

さて本題です。
上述の通り、単一パワコンでは、「おしっこ検知」が働くことを示しました。
ところが複数台のパワコンが同じ系統(井戸)につながれている場合はどうでしょう?
複数パワコン間では、送出するものが同じ電力(同質のもの)ですので事故時にも互いを健全な系統と見誤る恐れがあります。表現を代えると「電力会社の電気が停電していても、保護協調装置が互いのインバーターを系統と見誤り、停電に気づかずに運転を継続する」リスクがあるのです。

たとえ話に戻りますと、村の井戸が壊れていても、村の貯水池が壊れていて下流にある家を水浸しにしていようとも、皆でどんどん余剰の水を入れていれば水量・水圧が十分にあるため「おしっこチェック」が働きません。
すると上述の、恐怖のシナリオが現実のものとなるリスクが発生するのです。

そこで、電力会社は工事会社や営業会社が提出した資料から、技術検討をします。メーカーもまた、恐怖のシナリオが現実化しない組み合わせを実機試験により確認し、このリストを、公開しているわけです(要リクエスト)
だから、販売者・消費者側も契約前の計画中に近隣にパワコンがあるかどうかは最低限調べなければなりません。販売者は、契約云々を盛り上がる前にせめてトランスから分配された低圧引き込み線を目視によって追いかけましょう。

今は家庭用の自家発電設備は燃料電池やバイオマスとかディーゼル連系なんていうのは少なく、考えにくいです。つまり太陽光が殆どなので近隣の屋根を見れば大体の自家発電連系の様子がわかります。問題がありそうなら、赤字防止のためにもまず電力会社に相談すべし。訪問販売さんなどは、「そんなノロノロしたことは出来ん!」なんていいますが、お客さんとちゃんと信頼し合っていれば契約なんか逃げませんから業者さんもお客さんも、同一バンク内の屋根くらいは見てからハンコを付きましょう。
これが契約前、工事実行前にしなければならない手続き。
ドツボにはまる前に、誰もが、心がけるべきです。

そうそう。関連して、同一バンクの八つ当たり先に関して。
「ヤツラ(電力会社)はどうしてあんなに生意気なのか?」
そんな見当違いな憤りまでウチにぶつける人もありますが、これは大きな間違い。
以前、この業界のとある有名人と電話で話す機会があり、私は
「同一バンクの問題をどうお考えですか?」と尋ねてみました。
すると
「あんたのところは電気屋だから電力サマサマだろ。そんなものも押し切れないでどうする?!」とお叱りを受けました。

彼はどうも大きな勘違いをしているようでした。(尋ねた私もおろかでした)
同一バンク問題は、電力会社との力関係などではありません。タフネゴシエーションで解決するものでもありません。
この事前判断は、他者に迷惑をかけないための最低限のルール
いや、大切なお客さんを、知らず災害を引き起こすリスク、知らず人殺しをするリスクに巻き込んではなりません。そういう問題です。(系統連系は業者ではなく、お客さんに責任があります。発電所長としてのメリットと栄誉がある代わりに、リスクも負担する仕組みです。業者は太陽光の得の部分、つまり売り文句だけを言いますが、実際は責任ある立場です。お忘れなく)

余談ながら弊社は電力会社と緊密な契約関係はありません。外線の請負どころか計器委託も受けておりません。良く言えば独立性を保っています。だから電力サマサマなんてまるで見当違い(笑)

余談と解説が長すぎました。元に戻ります。
同一バンク時の解決方法について。
既に設置工事を行っていたら、残念ながら手遅れ。
販売業者さんには気の毒ですが、「赤字覚悟で頑張ってください」という感じです。

事後対策としては、
電柱を一本建て、新規にトランスを吊ることがあります。
トランスだけ分割する場合もあります。
最初から適切なパワコンを選べば済む場合も少なくありません。
同一バンクで実証試験が済んでいる組み合わせもたくさんあるのです。
物販利益云々の気持ちもわからないわけではありませんが、現地の実情に見合ったメーカー製品を選ばなければならない場面があるのは覚悟しなければなりません。
何より、契約前であればお互いに取り返しが付くので、同一バンクの予感がしたら、周辺調査や電力協議の前にハンコを付いてはならないでしょう。

今までそんな問題起きなかったヨ。という業者さんもあるでしょう。
先日、滋賀県の某量販業者の技術さんとお会いしたところ、そんな様子でした。
たくさん販売しているくせに、同一バンクによる回収遅延がない。
でも、これ、めちゃめちゃ運が良いだけです

メーカーさん側も、なんとかしませんか?
ご存知の通り、わが国のPV市場は太陽電池も架台もパワコンも全部単一メーカー供給が基本。でもこれ、世界的に見ればかなり「異常」です。この異常さをグチャグチャと話し始めると長くなるのでここではさて置きます。
私だってメーカーの立場なら”囲い込み”によって利益率を確保したい気持ちはわかります。でもそのことによって、インフラたる系統に”爆弾”を抱えさせたり、業者に損をさせたり、お客さんに損をさせるのが「平気」なのは大問題です。
せめて販売マニュアルや施工マニュアルに、ああ、出来ればカタログにも、この問題の厳しい現実と対処方法を書いておくべきでは?
「今や同一バンク問題など常識だろう?」
んな、おバカなことを、思っていませんよね?

4大メーカーさん、相変わらず拡販を続けています。
営業現場に居るメーカー営業さんこそ、業者に物販だけの素人さんが多いのを分かっているでしょう。このまま放置プレイじゃ、確信犯ですよ。なんとかしましょうよ!!
業者だって業者です。白物家電じゃあるまいし、物販扱いして、実際は施工業者まかせ。これで大丈夫?

そもそも、アナタ方はよくワカランものを売って不安はありませんか?配電線の持ち主は電力会社かもしれませんが、誰もにとって大切なインフラですよ。
メーカーさんだって、上水道に毒を流すようなことはしたくないでしょう?

太陽光発電の販売、施工に新規参入される方は、どうか、この問題に本当に気をつけて下さい。長い場合では3ヶ月~半年は回収がおぼつかなくなりますので「先にハンコ」は厳禁。小さな個人事業者であれば、偶然にこの問題にブチ当たったときに事業をつぶすこともあるかもしれません。そこまで行かないまでも酷い目に遭った業者さんは、少なく無いはず。(「少ない」ならウチにこんなにたくさんのご相談は寄せられないでしょう)
でも、勉強せずに会社を潰したとしても、それはやっぱりアンタが悪い。ワカランものを売るリスクとはそういうものでしょう。

さて、例など。
パワコン2台のシステムで契約。ご近所のシステムが同じバンクに2台あり。
これはかなりのケースでドツボです。販売者は、契約前に必ず近隣を観察し、ご近所にあるシステムを確認してから契約しましょう。そうしないと、うっかりするとバンク分割に要する多大な費用を負担しなければなりません。

具体例:
訪問販売会社からウチに設置工事依頼あり。んじゃ、現地を見に行きましょうか。見に行くと近所に3件も同機種の太陽電池が付いている。低圧の電線を辿ると同じトランスにつながっている。
「こりゃ、満タンでっせ。どうします?」と私。
「だって、もう契約していますよ」と営業マン。
「粗利益何%?回収予定は?資金繰りは?おたく、大丈夫?」相手の会社を心配する私。長い場合で電力会社との協議は3~6ヶ月にも及ぶ。
銀行から借金していたり、メーカーから掛売りを受けていたりしたらやばいでしょう。

一回くらいは協議に付き合ってあげているけど、もう疲れた。
これから蓄電池併用型系統連系も出てきます。こいつはRPRが内蔵されているといっても、保護協調装置は1カウント。要注意です。

もう一回、同じことを宣言しますよ。
今後、タダ働きはもう勘弁。
同業者さんたちからのご相談、次からしっかりゼニ取ります。


メーカーもこの問題を「超重要事項」として施工講習会で説明しなさいな。売るばっかりじゃ、社会的使命を果たしていませんよ。株価や給料や家族はもちろん大切だけど、他者をクソダメに放り込むリスクに目をつぶったマーケティングは犯罪に近い。
どう思います?

12月 20, 2005 太陽光発電の技術 | | コメント (5) | トラックバック (0)

ウチは何して食っているのか?

ヨシドミさんのところは、ガサガサとたくさん売っているわけでも無いのに、どうやって食っているの?同業者様からよく聞かれるので答えます(笑)

回答:
なんとなく、淡々と食えています。儲かりもしませんが、ウチの”商売っ気無い商売”のファンなる人が居ます。まぁ、技術を買ってくださっているわけです。これをウチでは「逆訪販」と言っています。
実に、お客さんの方から問い合わせて下さったり、ご訪問してくださったりというシーンも多いです。ケチな話をすれば、同内容で比べれた場合、訪問販売より100万、うっかりするとそれ以上は安いことがあるようです。まぁ、同内容をきちんと比べることが出来るのはかなり技術力のあるお客さんですが。。。
(単に、”KW単価という意味不明なパラダイム”では「高い」と文句言われたりしてます)

私達も、せっかく弊社を指名してご相談くださるのですから、調子に乗らず、利益は最小限に。設計工賃と工事工賃だけしっかり頂いて材料はほぼ無利益出荷くらいにしています。また、メーカーさんやコンサル先様にも支えていただいています。これも粗利益としては家賃や車両維持費くらいにはなっているかもしれません。儲かりもしませんが、落ち着いた仕事が出来ますので、弊社メンバーや協力会社のHAPPYも得られます。

同業者の皆さんからすれば、そんなんでメシ食えるのかぃ?とお思いかもしれません。
たいしたこと無いようですが、意外や意外、信用とネットワークによる食い扶持は気が付くと5千万くらいの売り上げになっています。税引き後の利益は知れていますが、わが社の役員は所詮、私と嫁はんと二人。「お客さんに喜んでいただいて、あとあとの面倒を見ることが出来て、自らも食えれば良い」という感じなので、今後もこんな感じでしょう。家を建てようとか自社ビルを建てたいとかベンツを買いたいなどという野望があると、よほど儲けないとイカンのですが、まぁこういう商売もアリでしょう。趣味人たる私にとって、太陽光発電は、お客さんと一緒に楽しんでナンボだと思うのです。

どうでしょう。儲けないから楽しくなる場面もあると思うのです。
経営者だって、人間です。
その生活にそれほどたくさんのお金が要るでしょうか?
誰もがメシ食ってクソして寝るという点では同じです。
こんなものは慾を言えばキリがありませんし、私達にはどーでも良いことです。
(ゼニ稼ぎはきっと飽きると思っているのです)

その代わり、私達には、お客さんと私達という上下関係はありません。
お客さんは欲しいものを確かな内容で買う。私達は必要な設計工賃と工賃だけいただく。
物販の利益なんて要りません。
私達は枕を高くして眠れるのが一番ですし、お客さんも空疎なメーカー保証やスマイル0円よりも実内容が欲しいはずです。
お互いのHAPPYがそこにあれば良いと考えるのです。
そして、これが気に入らない人も居れば、気に入る人も居る。

ウチを面白い業者だと思ったら徹底的に遊んでください。
そうでなければ、徹底的に嫌ってください。
ウチは淡々と働きます。
それが私達の仕事ですし、何故だか、そうやって食えています。

12月 20, 2005 私の話 | | コメント (6) | トラックバック (0)

2005.12.15

モノゴトの値段と社会を考える

構造計算の偽装問題で揺れる建設業界。
世論はよく知らんが、私は姉歯建築士だけが問題だなんてとても思えない。
では、販売した業者や関わったコンサルなどの問題だろうか?
とんでもない。わたしは国民全体そして消費者自身が被害者であり、加害者じゃないかと思うのだ。

○売れるということはマーケットが支持しているということ。
マーケットというと顔が見えないが他でも無い、自分自身であるということを消費者自身も知らなければならない。木村建設といい、安さが特徴にある。
安さは正義か?「安さ」の磁力は強い。
ここで消費者は、同時にリスクも想像し、消費者自身もリスクを負担すべきでは?
法律は人間が作るもの。したがって、法律は万能ではない。この自明さに誰もが気づくべき。そう私は強く訴えたい。「専門知識が無い」なんていうのは簡単。でも、そんな問題じゃないでしょう。モノゴトには相場もあるし、相場と著しいズレがあるならば、買い物にあたってその理由を自分で考えるくらいは、しなくちゃならない。
○詐欺に国費が投入されるべきだろうか。(「詐欺」の視点は、見積工場の菱田氏指摘)
住宅どころではない、トンデモな思いをしている人は他にもある。大手がしでかした不祥事は全て国が救うのか?制度設計に不備があったにせよ、国民の負担は特定の人を救うには、重過ぎる。バブル崩壊と銀行・ゼネコンへの公費投入を思い出す。
ガサツな大手会社は、見通しの甘い、したい放題のことをして、あえなく崩壊。
「社会的影響の大きさ」が懸念される。すると国が手を差し伸べる。儲けるときだけ儲けておいて、このパターンにはまれば、怖いものなし?お決まりのパターン。税金は何のため?
○「評価」の大切さを思う。自分自身がモノゴトの中身を見る眼だ。他人まかせが続くとこうなる。高度に専門化し、分業化した現代社会にあって、異業種の中身を見るのはとても難しい。それでも、と食いついて考える消費者はどれくらい居るだろう?私の本業の太陽光発電にしても、設置前も設置後も安心しきって、何の感想も無く居る人が少なく無い。業者たる私にとって、私を信じてくださっていることはありがたい。でも興味が潰えたかもしれないと考えると残念に思うし、彼らは保身が出来ていないのか、とも思ったりする。よろいかぶとに身を固めなければならない世の中なのはさびしいことだ。だけど、生き物としての人間は身を堅くし自らの内と外に潜む敵に眼を凝らすことを忘れてはならない。

最近、太陽光発電の電気工事を6万円という業者に会った。
この費用はまるで無理。
・現地調査と設計、電力申請協議書の作成、資材手配。
・工事
・電力検査、書類納入
都合、最低限3日は動くことになる。
電材原価は、品質にもよるが、1.5~4万だろう。
すると残額の1/3が人件費+交通費+利益+納税になる。
歩いてゆける現場だとしても、6万円から1.5万引いたとしたら4.5万しか残らない。
一日1.5万。
これで3日を働くというと、電話代も自動車も要らない現場だ。
よしんば、一日が純然たる1.5万だとすると税が約半分なので一日7500円。
サラリーマンにすれば、会社は大赤字状態で自動車も事務所も電話もなし。
こうしたムチャクチャな条件で全社員が18万7500円の月給。と、こういう勘定になる。
会社の健全性を維持しつつ、ある程度マトモな材料を使っていれば、この業者の社員さんの月給、10万円もおぼつかない。
これでは、まるで継続性もなく、ありえない。
屋根の工事についても、3kwで10万なんていうのもある。
もう、これは脱税以外に方法は無い。

例えば住宅のエアコン業界が殆どこのなりゆきにまかされている様相。
個人事業者であって、納税をしていない、申告をしていない業者であれば受領金額はそのまま丸儲けなので一台数千円という「ありえない」金額が出てくる。ここにも構造偽装に負けず劣らずの法律違反が潜んでいる。

構造偽装をきっかけに、「安さの磁力」と費用的技術的「ありえなさ」についても考えて見たい。

12月 15, 2005 私の話 | | コメント (8) | トラックバック (0)

2005.12.12

年々細やかになる。。。

年々やることがクソ丁寧になってきて、仕事に時間がかかるようになった。
どうも、ありとあらゆるリスクが目に浮かぶのだ。

何年か前は
「住宅系統連系は、2人で1日あれば電気工事も太陽電池も済む」
そう豪語して、本当にそうやっていた。
私も(当時の)相棒のオッサンも10年選手だし、実際に手も早かった。
当時は架台も複雑だし、資材の重量も重いのによくやっていた。
深夜2時でも3時でも積み込みをしていたもの。
電気配線をするのにも、走ってやっていた。電力申請も渋滞の車の中で書いていた。

でも今は、当時よりもさらに知見を積んだのか、稼ぎに頓着が無くなったのか、
「これって(メーカーの教科書に書いてあるやり方よりも)この方がさらに良いじゃないか?」
「こうしたほうがより強度が出るんじゃないか?」
「こうしたらもっと長持ちするんじゃないか」
などと商売上余計なことを考えるようになった。
メーカーが要求しなくても防水のプライマ処理をするし、アレニウスの法則なんぞもアタマに浮かんで少しでも放熱性の良い機器設置場所を探すし、電力契約はESCO的にも追求するし、マメなことしきり。
つまりうんと手間をかけている。

だからなのか、最近われながら説教臭い。
短気なお客さんは、「(設計も工事も)さっさと仕上げろ」とか簡単に言う。
私も私で(そんなお客様に向かって)
「その考え方だときっと損をしますよ。お願いですからお時間を下さい。仕事の精度や仕上がりに関わります。枕を高くして眠らせてください」
とか生意気な返事をしてしまう。

商売とはお客様を立てること。顧客満足なり。そう語られることが少なく無いように思う。
でも、相手に見えなくても今ある力で精一杯のことをしないと自分がHAPPYじゃない。
仕事は相手のみならず、自分もどこか幸せじゃないと。

私達職人は、お金と引き換えに仕事を提供する。
だからお金と仕事はフェアだと思っている。
お金がエライんだったらその人は、勝手に偉ぶっていればいい。
でも、私達は、お金と交換したい仕事をしなくちゃならない。
お客さんにとっても、お金以上に仕事をしてもらうために、フェアであることを心がけるのは「お得」と「HAPPY」への道だと思う。
当たり前の仕事、出来ればより良い仕事とお金を引き換えてお互いが満足。それが他の誰でもない自分が世にあって仕事をする楽しみじゃないのかな?

12月 12, 2005 住宅太陽光発電システム | | コメント (4) | トラックバック (0)

2005.12.03

メタルキャンの続き

06 製品につかうカレントリミッタ。典型的なヤツですわ。短絡事故時にどのくらいデバイス表面温度が上がるかと実験。前回が一週間。形状を変更して今回が5時間目。そもそもどのくらいの期間、事故が放置されるかわからん。
今の周辺温度が24度くらい。
計算通りとは言え、もう少し低くしたいですね。
この程度のディレーティングで行くと制御盤の内部温度も許容値ぎりぎり。(ファンつけるのぉ~って感じ)
あくまで事故時の温度上昇試験なんだけど、こんなものかな?ややこしい安全回路のコストや故障リスクを考えるとシリコンにメシを食わせておきたくなる。
これが前回のメタルキャンネタの真相でした。
事故時には2パラのTO220に6Wずつ食わせる予定。(仕様では2h/d)
自動的にバランスをする回路です。また、平常時の負荷は軽いものです。リスクを考え始めると際限なく豪華になってしまうのでちょうど良い加減を模索中。

12月 3, 2005 私の話 | | コメント (2) | トラックバック (0)

2005.12.01

代理店とは。。。

代理店とはなんぞや?
メーカーやサービス会社の代理で業務を代行する会社や個人事業。
物販の代行だったり、技術サービスの代行だったりする。
その業務内容や納品品質はメーカーと同等ということになっている。(名目上は!)

代理店の”お得”としては、ブランドがあるところの代理店をやっていたら、ブランドの冠でお客さんの信頼を勝ち得て、堂々と気持ちよく商売できるわけです。
メーカーも、ある程度図体が大きいところになると、兵隊達である代理店が頑張ってくれる方がたくさん売れるから直売なんかせず、代理店というヤツをどんどん増やしている。
まぁ、代理店ていうのはこんな感じ。(一部エンジニアリング系の取引を除き漫然と思ってきた)

ウチの会社もあちこちのメーカーの代理店をやっているわけですが、
”しまったぁ!!”ということがありましたので、ここで懺悔いたします。

某日のこと。「至急電話下さい」と、とある太陽電池メーカーから留守TELあり。
改めて話を聞くと、某公共事業の現場指導の依頼。
(背景:その日は超多忙で電話を取るのも難しい状態。実施予定日もまるで参加不可能)
内容は私も良く知っていて、(私の見方では)超簡単な内容ので仲間内の信頼できる業者に頼んで、その会社からお客さん(元請)に連絡させた。
一方、お客さん(元請)の方は、「(メーカーから紹介された)ヨシドミデンキってところから電話が来ると思っていたのにぃ、なんじゃこりゃ?」とメーカーにクレーム。私は、同メーカーからこっぴどく叱られてしまいました。
当たり前ですよね~。お客さんは、メーカーが紹介したウチを信じてくださっているのですから。私が100%悪い。

いやぁ、いくら忙しいといっても一発目の連絡くらい、私が直接しないと。連絡を貰ったときは、他の連絡の多忙に加えて高速道路を運転中だったけど、きちんと車を止めて、当日の仕事に遅刻しても対応しなくちゃならなかった。

当たり前のことだけど、私がその業者を信頼できるものだと思っていても、顧客はその業者と担当者を知らないわけだ。だから、いくら、その業者が本当に立派でも、そこからお客さんにいきなり連絡させたらお客さんは本当にびっくりしてしまう。「どこの誰だろ」って。
お客さんやメーカー担当者の気持ちを簡単に考えていた自分。一方、メーカーがウチを本当に信用してくれていることに感謝もした。恥ずかしい限り。猛省の一件でした。

さて、さらにわが心理を考察。
何で私が某太陽電池メーカー代理店業務の細やかな部分をナメていたか。
うーん。太陽光の代理店業務はメーカーとの直接取引がメインだから、製品の購入と言う、メーカーの「一次顧客」という面が実情なんだわね。そして、メーカーも僕らをブローカーくらいにしか思っていないとフシもある。(これもメーカーによるけど)
すると、普段の自分はどこか「メーカーの客」みたいな感覚で居るから、メーカーの依頼も簡単に考えちゃったりしていたのかも。

いや、なにより、太陽電池の代理店なんかをやっていると、やっぱり他の代理店にびみょ~に思うことあり。
訪問販売や量販系なんぞはその典型で、怪しい荒稼ぎのために、材料仕入の安さのネゴに終始している様相。こんな場合、メーカーにとっての”お得”は顧客の声や現場の声のフィードバックよりも「購買高」ばかりが勝負という状況。こうした連中を見ていると「代理店」とか「特約店」なんちゅうのは、(私の思いの中では)金稼ぎに終始した、つまらない、貧乏臭い特権イメージの方が先行しまくっている。メーカーもそもそも売り上げしか期待して無いんじゃないかって。他のHPを見ていても、代理店というのを前面に出してるのが多くて「つまんねーなー。”義務も能力も無い特権”みたいじゃん」と言う感じ。

メーカーも、まぁ、メーカーで、「売ってやる」みたいな高慢ちきな態度のところが少なくないから、こうした勘違いも全部自分の性分が原因とは思わない。

でも、今回のはやっぱり自分がいけなかったなぁ。あ~恥ずかしい(汗)

12月 1, 2005 私の話 | | コメント (0) | トラックバック (0)