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2006.01.18

ただいま進行中(中盤戦)

αグループ発電機(A型・P制御・逆潮流PV)  2台既存
βグループ発電機(C型・RPR・ガスG) 1台既存
γグループ発電機(B型・P制御・逆潮流PV) 1台新規
これらの単独運転防止装置がぶつかってしまうというのが、前半戦の話題だった。

さて、本日4回目の協議。
電力サイドによる、配電網の現地調査の結果βの移動がそう難しくないとのこと。
βの需要家が快諾してくれれば、P制御タイプで当初の設計で進行する予定。

このコストがどのくらいになるかだが、第一支持点の移動や幹線張替えが無ければ電力負担して欲しいものだ。

なお、これら電力側との問題に際して政治的に解決する方法もある。
もう何年も前あまりに目にあまることがあって、経済産業省からゲンコツを食らわせたという例もある。業界の有力者が押し切るという例もあった。しかしこうした方法は乱暴なのであまり感心しない。やってもきたけれど、もうやりたくない。技術的に通っている確証がないものを無理に通したところで仕事が納まるものの、(業界の将来にとって)建設的ではない気がするからだ。
今回の私の案としては、オール電化がからむ場合に大抵は電力側に一定の予算があることからここから捻出してもらうようお願いすることにする。

それにしても、こんな場面がある限り、太陽光発電の仕事でビルが立つような高収益ビジネスは無理だってことだ。
今をときめく業者もあるが、”高売り”しているか下請を泣かせているかに過ぎない。
それはそれでいいのかもしれないが、高売りをしていると牌が減る。
下請を泣かせればマジメに仕事をするはずもなし。

ガス発電、蓄電池連系、燃料電池。。。etc低圧分散型電源は増える一方。
住宅地を中心にこれらは今後、変圧器をめぐる激しい争いになってゆくだろう。
そんな見方は私だけのものだろうか。
分散型の激突に、すっかりうんざりしている。

1月 18, 2006 太陽光発電の技術 |

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コメント

よしどみさん、こんにちは。
既に、太陽光発電、いろいろな問題を抱えながらも、認知度はかなり広がっています。
数年後には、小規模の分散電源はさらに広がりを見せるでしょう。費用対効果が優れているものがあれば、一気に進む傾向があります。

瞬間停電や、新潟停電を受けて、自衛措置として、発電や蓄電装置などを設置される方も増えるでしょう。
ガス会社も、いずれ、燃料電池などを準備していることが考えられるので、電気をめぐる動きはこれから起きるかもしれませんね。
利益を目論む、プレーヤーがいる限り、衝突は避けられませんね。ではまた。

投稿: ブルースカイ | 2006/01/19 9:23:00

よしどみさん、こんばんわ~。

分散型電源が普及していく過程で、激突は増えていくことでしょう。
分散型電源が、今以上に知識や経験がないと販売できない商品となることにより、結果的に市場が健全化するのを期待したいです。

今後の動き(将来、逆潮流禁止とか売電単価が極端に安くなるとか)よっては、一軒の住宅で、太陽光+ガスコジェネ+蓄電池+携帯発電機(非常用)を装備して電力と切り離す時代がやってくるかもしれません。

投稿: aosam | 2006/01/20 16:47:13

>分散型電源が~結果的に市場が健全化するのを期待。。。

そうですねぇ。でも建設や電気に疎い素人さんによる計画や販売が全販路の9割以上にも及ぶ現状を考えると、今よりややこしいと普及がしぼんでしまう危険もあります。
実際、太陽電池メーカーがキット架台を用意していなかった頃は、架台の設計だけで時間と手間がかかってしまうためか、他業者がまるでよりつかなかったことを思い出します。せっかくメーカーのキット化で業界が大きくなりつつあるのに、電力協議や電気設計が今よりますますややこしくなることで昔戻りになってしまうかも??(売る人が居ても設計や工事をする人が居なくなる。。。?)

投稿: よしどみ | 2006/01/20 19:44:39

「今よりややこしいと普及がしぼんでしまう危険もあります」~確かにそういう側面はありますが、ややこしさもある程度であれば、販売者との力関係が改善され、本来最優先されなければならない、協議、設計や施工に重点がおかれるようになれば良いと思います。

「業界が大きくなりつつあるのに」~業界が大きくなると、否応無く分業化が進みますし、悪徳業者も増えます、そして自浄作用が求められます、この流れからも「建設や電気に疎い素人さん」が販売する場合のルール作りが必要で、一時的な販売の落ち込みはあるかと思われますが、業界の健全化、活性化のために、この「ややこしさ」を利用したいところです。

太陽電池のすばらしさは、メーカーの努力により多少過大ではあるものの、消費者に確実に伝わっていますし、太陽電池のグッズなどは街に溢れていますから、昔に逆戻りはしないでしょう、多分。

投稿: aosam | 2006/01/20 23:16:25

「ややこしさの利用」
これまたややこしい表現ですがステキな見方ですね。これを業界の健全化と活性化につなげようとaosamさんの提言に賛同いたします。

それにしても、売る人ばっかりが増えてきて設計や工事が出来る人がホントに少ない。。。「工事をさせてくれ」という人も少なくないのですが、労務の大半を占める設計をする人が全然居ないのが困りものです。今や太陽光発電の販売業務は(ぼったくりをしないかぎり)楽チンな仕事なのでこの分野にばかり人材が集中してしまうようです。
いずれにせよ、現地に見合った納品ディレクターである設計屋というか仕事人が不足している現状は異常な事態でしょう。
分業化も結構ですが、自分ひとりじゃ納品できないのにも関わらず売ろうとする人の数ばかりが多いです。

投稿: よしどみ | 2006/01/21 0:26:12

よしどみさん、こんにちは。
確かに、置くことはできても、それぞれの屋根にあわせた適切な設置は、困難なことと思います。
キット化によって、設計などの手間が少なくなった反面、設計できなくても設置が出来るようになり、そのことが、欠陥工事などを生む要因にもなっていると思います。
簡単になったり容易になることが悪いことではありませんが、誰でも比較的容易に運転できるが為に、ほかのことをしながら運転するとか、初歩的なミスを犯す運転者が増えた傾向がありますね。プラス面は、目立つが、それによって、起きるマイナスナ要因は、なかなか見えにくく、そのことには充分注意する必要がありそうです。ではまた。

投稿: ブルースカイ | 2006/01/21 10:56:09

そうですね。ホント自動車の運転でもそう思います。昔のオモステハンドルで狭い路地を走ると携帯電話どころか、ラジオの局変更もままなりません。一方の今どきの運転しやすい車は何でもアリ。車庫入れしている時、やにわに携帯電話が鳴って、慌てた拍子に車をぶつけちゃうなんて人もあるかもしれません(笑)

練炭はあれほどマメに面倒を見ていたのに、電気コタツやホットカーペットはつけっぱなしになりがちだし、あ、これは私だけか。
ともあれ、楽になることで注意力が低下してしまう例は身の回りに散見されます。反省反省。

投稿: よしどみ | 2006/01/21 16:53:02

よしどみさん、こんにちは、
手間がなくなることは、良いことですが、
なぜかミスが増える危険性を持っています。
私も、オモステ+オモペダルの車を長時間運転したことがありましたが、自分で走っているのではないのに、肉体労働に感じたことがありましたね。(AT車は、短調で、負担軽いが、眠くなりやすいのが悩みの種。)
すべての車が、MT車になるだけで、
交通事故が減るの可能性もありますね。
実体験ですが、電気ストーブを消し忘れたために火事になりかけたりしました。
そういえば、少し前まで、薪を使って、風呂の元焚きをしていました。手間がかかるが、燃料費が要らず、良い面もいくつもあったように思います。楽なことや手間が要らないことが、良いこととは言い切れませんね。ではまた。

投稿: ブルースカイ | 2006/01/22 12:37:01

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