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2006.01.30

日影が問題にならない例

shadow1 この図では、右側がほぼ真南です。
すると太陽高度の低い時期には右側の家屋がアレイに日影を落とし、発電に影響が出ることが考えられます。さて、この位置に設置しても構わないのでしょうか?

実際に冬至の図を描いてみると、次図のように、南側にある家屋による影がまず問題にならないことがわかります。本当はさらに時間毎の日影図とIVカーブを描画するとかなり詳しいことがわかるのですが、ここでは図は割愛します。やや面倒ですが、JWW等で日影図を書くのもお金がかからず良い方法かもしれません。

それにしても民間の建築図面というのは怪しいものです。実測してみるとまるで違っていることがあります。建築図面は民間の場合、完成図が施主の手元にあることは意外に少なく、お客さんが後生大事に持っているのはプレゼン時の図だったりします。こうした場合には、設計会社や管理会社にある図面でしか本当のことはわかりません。そこで私達はなるべく現場実測を心がけています。shadow2
目安として、(この地方では)アレイ下端と南側の障害物との距離と高さの比が2.3以上(距離の方が大きい。表現がうまくないかも?)あれば問題にならないと考えて良いでしょう。曇りの日であれば手のひらサイズの赤外線レーザーで大体を測れば良否の判断は付きます。横着せずにやってみましょう。

1月 30, 2006 太陽光発電の技術 |

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コメント

よしどみさん、ご無沙汰振りでございます。

やはり、外的環境にフランクに反応するPVシステムは、実直な【現場実測】は必須ですよね。

建築当時の図面や、施主さんが仰る刹那的日照の状況だけを鵜呑みにしてしまうと取り返しがつかない設計ミスが発生するのは駆け出しの私から見ても明らかです。

このような基本的な技術情報の公開はPV業界の技術力の底上げと健全化に本当に貢献していると最近ひしひしと感じております。今後も勝手に期待させて頂きますので、是非ともお時間の許す限り継続して頂けると一ファンとしても非常に有難い限りです。

投稿: すぎやま | 2006/01/31 0:29:38

すぎやまさんこんばんは。
新年早々ご多忙だったことでしょう!!
願うと願わざるとに関わらず、今年もPVの年になりますよ。お客様と自らのために、気張って行きましょう!!
また、当サイトへのご期待をありがとうございます。このだらしのない文章をいつもご丁寧にお読みくださり、恐縮しております。本当は多くの方にお読みいただけるような柔らかく分かりやすい、整理された内容を目指しているのですが、どうもヘタクソです。今後とも暖かく見守ってくださいませ。

投稿: よしどみ | 2006/01/31 0:53:18

すいません!ウチの案件ですよね?お手数かけます。

投稿: なっちゃん | 2006/02/01 23:21:36

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