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2006.01.12

ただいま進行中

αグループ発電機(A型・P制御・逆潮流PV)  2台既存
βグループ発電機(C型・RPR・ガスG) 1台既存
γグループ発電機(B型・P制御・逆潮流PV) 1台新規

αが2台とβが1台の都合3台は、試験済み。ミリ秒レベル。
αが1台とβが1台とγが一台の都合3台も、試験済み。ミリ秒レベル。
しかし、全てを満たす組み合わせはないので証明不可能。

配電柱1がTR柱。αがぶらさがる
配電柱2が同一バンク。βがぶらさがる。
距離からしても、γを接続したいのは配電柱1。

位置関係を考えると分割し離隔すべきはβ。
ところが、α*2とγが共存すると電圧の問題が深刻化するリスクがある。
するとβを分割離隔し、γをχグループのP+Q制御方式にして電圧上昇抑制に備え、顧客利益を確保するのが理想的かと思われた。

12月30日 γメーカーの所長と主任に状況を説明。最悪の場合にはχメーカー品を採用するかもしれぬと説明
1月6日 電力の技術員から現場状況の報告・対策方法の案内。γメーカーから自社品NGの即答。
1月7日 方針と分岐、シナリオの作成
1月10日 χメーカーに相談。γメーカー来社。やはりNG。
1月11日 χメーカーが対応してみると誠意ある回答。γ2メーカーからも回答。
1月12日 χメーカー・γ2メーカー、期日が厳しそう。夕刻電力技術から連絡あり。やはり分割か?

この間、γメーカーと共に、キット販売の問題点を整理。
メーカー間利害によらず、保護協調装置の相互融通も考慮に入れなければと見解が一致した。前半戦、ここまで。

1月 12, 2006 太陽光発電の技術 |

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コメント

こんばんわ~。

当分こちらでは、ありえない状態のようですが、将来的には、こういうケースが増えるのでしょうね。

新規が出来るにあたり、既存の物件の保護装置の整定値を変更させることが可能なのですか?

将来的(私の描く夢)には、同一バンク内で電力線搬送により、パワコン間の通信が可能ですから、柱上変圧器にて電力会社が異常を感知して、バンク内の全てのパワコンに停止信号を発する等(高圧でいう転送遮断)のシステムが導入できれば、各パワコンの保護装置の省略も可能になると思います(いろんな問題はあるにせよ技術的には可能)。

電圧上昇問題の根本には、電力会社用の変圧器が短絡電流を軽減するために、%インピーダンスの高い(電圧変動率の高い)ものを意図して使用していることも要因のひとつです、ブレーカーやヒューズの性能も良く成りましたから、普通の変圧器を使えば、電圧変動率を1/2~1/3に低減できるため、電圧上昇や変動も減りますし、損失も減ります。

今年の4月から変圧器もトップランナー制になりますから、電力会社用の変圧器も例外なく%インピーダンスの低い製品に切り替わっていくはずです、そうなると、計算値等の前提条件が大きく変わる訳ですが、それが共通の認識になるまでは、かなりの時間が必要だと思います。

後半戦を楽しみにしています。

投稿: aosam | 2006/01/13 19:22:38

こんばんは~。この問題は、ひどく増えてきて弊社の業績にも影響が出るようになってきました。

>既存の物件の保護装置の整定値を変更させることが可能なのですか?
今まで例がありません。でも需要家の在宅率が高ければそれほど難しくないだと思います。一方、電力営業所によっては、契約書内にルールとして具体的整定値の数値を折り込む場合もあり、この場合は、同一バンク物件の契約変更の労務も発生するでしょう。関連して法人需要家がある場合、国税局の指導にしたがって収入印紙が必要になりますのでこれを誰が負担するかという問題にもなりそうです。省庁間無連絡、縦割り行政の問題にも発展すると思います。やや話題がずれました。

>柱上変圧器にて電力会社が異常を感知して、バンク内の全てのパワコンに停止信号を発する等(高圧でいう転送遮断)
これは私も夢に描きます。
しかし配電網は誰のものか、送電線は誰のものかという問題が付きまといます。
もちろん、資産としては電力会社のものですが、社会インフラとして国民のものであるという認識もあります。これにどういった解決方向を見出すかが分散化電源の課題だと思っています。

変圧器もトップランナー制ですか。
考えてみれば送配電損失が1%減ればRPSの1.35%分程度の容量が増えるのと同様ですね。議論の本質的意味合いはさておき、新エネと省エネと現在の(事実上電力会社主導の)制度設計との相互関係について別の見方を取り入れるが出来ました。ありがとうございます。

投稿: よしどみ | 2006/01/13 22:04:15

よしどみさん、こんばんわ。

ご存知かもしれませんが、今月号の「新電気」に、日本電気と中部電力の共同開発による、分散型電源用転送遮断システム(電力通信線を活用)を開発し、19年4月を目途に実用化を目指しているようです。
夢が現実の物となりそうです。

投稿: aosam | 2006/03/08 18:13:25

情報をありがとうございます。
中部ではなく、中国電力ですね。
一需要家あたりのコストにもよると思いますがこの方式はややこしい心配も無くていいですね。発電機に付帯する保護協調装置のうち単独運転防止に関わる部分の省略が可能になれば技術協議の簡素化と機器の低価格化にもつながりそうな気がしました。

投稿: よしどみ | 2006/03/08 21:07:25

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