« ちょっとした努力と工夫 | トップページ | どうも英語が下手でイカン »

2006.02.16

訪問販売について-小休止

竜頭蛇尾となりつつある本考察。
4~7をどうまとめあげようか、収拾が付かなくなっています。
4~7を再掲すると
4:3は即決といわれる訪問販売の売り方の属性です。(設計や検討よりも)契約が先にありきという販売方法の問題点を考えなければならないでしょう。
5:良心的な訪問販売はなかなか成功していません。経営難です。
6:善悪好悪の論議以前に誰もがメシを食って生きてゆかなければならないということを考えなければなりません。
7:本来あるべき販路はどのようなものでしょう。
と云った流れです。

全ては半年前にいただいた一通のメールに端を発します。

整理の方向性を考えると、この貴重なお話をどこに折り込めば良いのかを長らく悩んでおりました。
実に、この文面にはあまりにも多くの考えるべき問題が散在しています。
従いまして、私は下手にまとめることを諦め、何らの意図なしにここに転載しようと思います。消費者の方も同業者の方も、何らの批判なしに、一度通読し逆の立場で考えてみていただけると幸いです。

☆引用☆

本来、技術的な要素の多い吉富さんのHPから販路についてまで取り上げていただけ
るとは正直、考えていませんでした。私は現在某職にありますが、かつて訪販会社5社の下請けとして床下換気扇や温水器やリフォームなどを施工する工事会社を経営していました。
しかしながら、特定商法改正などで、次々に販売会社は閉めざる得なくなりました。
それに伴い、私も、会社を閉めました。
それまで、お世話になった顧客様には大変ご迷惑をかけたと思います。。
いまでこそ、まともな建設業のもとで仕事を勉強させていただいているんですが、素人同然の私が施工するということは吉富さんもご指摘どうり、質の問題、儲け主義、売り切り、やり切り、短期施工です。
これが、問題にならないわけがありせん。
約○○年ほどやりましたが、数々の問題点を感じてきました。
また、訪販業界に深く携わってきたわけですが、この業界の完全儲け主義はどんな
に、法律が改正されようが残念ながら無くなる気配を感じません・・・・
姿・形を変えて、そして、どんどん分散化(個人営業)として存在していくのかと思います・・・残念です。
その、典型が、太陽光なのかとも思います。
私の知っている営業マンも何人も太陽光に転進していきました。
私自身、そういった方々から、現在も施工をお願いされることがあります、しかしな
がら、私にはその技術はありませんから、
それをうけることはしません。というよりも、できません。
太陽電池メーカー○○社の施工研修なども参加しましたが、けして簡単な気持ちで請けれる仕事ではないと思いましたので・・・
はじめは、やろうと考えていましたが・・・私には技術が伴いません。いずれは、自分の手で設計施工はしてみたいですが。
今は、新しい職業で技術を身に着けることに徹したいと考えています。
しかし、伴わない技術で施工を受けつづけている人がいるのも事実かもしれません。
それは、上記で述べた{質の問題、儲け主義、売り切り、やり切り、短期施工}に依
存してるのではないでしょうか・・・
こんなこと、述べる立場ではないのですが、私は訪販の完全儲け主義は反対です。し
かし、その営業力は必要と感じます。
確かに、何のつてもないところから、そして何の興味もないところから、仕事を取る
ことは大変な労力であり、その営業力はすばらしいと思いますが、誰でもかれでも太陽光というのは少なからず、第二の悪質リフォームに他ならないのではと感じます。もう少し、ハードルがあってもいいとも感じますが・・・
決して意見の言える立場ではありませんが、第二の悪質リフォーム市場にならないた
めにも、透明性のある市場に向かうことを願います。


☆引用ここまで☆

この方に、匿名性を維持するという条件の下に転載のご許可をいただいております。
したがいまして、数字や名称等は改変しておりますが、文体、トーンはママです。

2月 16, 2006 ザ・テーマ |

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/20905/8686155

この記事へのトラックバック一覧です: 訪問販売について-小休止:

コメント

こんばんわ。

「透明性のある市場」≒うまみが少ない と考えると本体の標準価格と仕入れ価格の差が少ないか、もしくわ相場が消費者に広く知られるかどちらか、そしてそこに施工費がプラスされるかたちが理想、施工費は施工会社の実績(発電量や施工方法)を消費者に解りやすく開示した上で、競争すれば健全だと思いますが、実施は困難を極めるでしょう。

いずれにせよ、うまみが減れば訪販は激減します。

投稿: aosam | 2006/02/17 18:07:47

aosamさんこんばんは。

相場って難しいですね。
モノそのものならイマドキはWEBのおかげで大体わかりますが、施工費の相場となると、設計や施工の内容を施主がわからないとならない。よしんば「モノが動けばいいんでしょ~」って言う話になったとしても、法令を遵守しているか、機器の将来や外観に至るまで細かな気配りをするかなどで所要費用は大きく違いますよね。

訪販ってうまみがあるのかなぁ?
商品の種類はクルクル変えなくちゃ続かないし、歩きまくるし、怒鳴られるし、ゴマすらなきゃ売れないし。。。収入は多そうですが、苦労ばかりを考えてしまいます。

投稿: よしどみ | 2006/02/17 21:19:17

こんにちは。
どうしても訪問販売等の販売は、良い面ばかり言って、悪い面は何一ついわない事が多い。さらに、メーカーのオープン価格化もあり、個人ではさらに把握が難しくなった気がします。
(悪い面があると、売れ行きが落ちる?)
しかし高価なものほど納得できる事が必要なので、高価なものほど情報公開を徹底するのが筋と思いますが、ブランドとかで納得する方が多いために、売り得のような状況が長く歩いている気がします。
設置工事に関して言えば、難しく理解しにくいので、費用がかさみやすい適切な工事ほど、説明が難しいのかもしれません。
健全にするには、消費者が、適切な知識を持って、適切に判断できる事が前提。でもそれが弱いから、販売天国が長く残るかもしれません。まともになるとうれしいですが、、ではまた。

投稿: ブルースカイ | 2006/02/18 11:30:33

ブルースカイさん、貴重なご意見をありがとうございます。今後どうすれば良いのか、どう私自身が取り組んでゆくのか、もっと具体化してゆきたいと思います。
いつも思うのですが、ここに書き込んでくださる方に共通する点として、ある願い、ちょっと落ち着きの無い表現をすれば健全な社会に向けた「祈り」のようなものがあると思います。この思いは私の思いそのものでもあります。
しかし、ただ言うだけ、ただ願うだけでは鳴かず飛ばずの千羽鶴。これから小生は様々な形で動いてまいります。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

投稿: よしどみ | 2006/02/19 0:27:06

よしどみさん、こんにちは。

「訪販ってうまみがあるのかなぁ?」~経営者には、うまみがあるんじゃないですか(悪徳の場合は特に)。
リスクのある高額商品を、高く売ってリスクが出てきたら会社をたたんで、新会社作るとか。

仮に、太陽光発電の標準価格が250万円とすると施工費込みで、250万円で販売し20~30万円で下請けに工事させたら、確実に儲かると思います。

要するに、高額な商品であることを利用して標準価格と卸の差で儲けるのではなく、物代には上乗せするのは止めにして、施工のスキルに合った料金を消費者から受け取るのが、理想だしその説明をするのは、販売者や施工者の義務であると思います。
その意味では、よしどみさんの活動を高く評価する者であります、今後ともがんばって下さい。

投稿: aosam | 2006/02/19 17:09:53

aosamさん、こんばんは!
「物代に上乗せするのを止めにする」
いいことです。賛成です。
物に乗る名目があればそれは設計費や事務手数料利益だけで充分です。同じお金をいただくのであれば、施工にきちんとお金をかけたいですね。
お言葉をありがとうございます。
お互いに頑張ってゆきましょう。

投稿: よしどみ | 2006/02/19 18:14:54

コメントを書く