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2006.04.28

パワコン寿命を律速するもの

某メーリングリスト(公開して良いのか不明なので、某とします)で話し合われた内容。
今後の開発への願いを込めて。。。

***以下私の意見のみ引用***

それにしても住宅は、通風が悪い条件が多いです。
メーカーさんは「上何センチ以上、左何センチ以上、右何センチ以上」という通
風スペースをルールブックの中で簡単に取り決めていますが、単にこれを徹底す
ることはあまり現実的ではありません。

狭いところにねじ込んだものが痛み易いのは当然。
ならば、より低い位置に設置することが可能な小さなケーシングを持つインバー
ターが望まれる気がします。
最近のはかなり小さくなりましたが、出っ張りがあって横幅が50センチもあるイ
ンバーターですと、微妙な差で高い位置につけざるを得ない場面が少なくありま
せん。(低い位置は家具や洗面台や鏡台や生活者がぶつかる。。。)
→アレイニウス則からも痛みやすいのは当然(後日注)

すると、単体寿命を向上させた製品よりも、よりフィールドに合った形状を持つ
インバーターが長寿命になるという場面が想定されます。

一時期たくさん売れた某社の4.5KWのパワコンなどは天井すれすれに設置さ
れているのをよく見ました。
住宅に場所が無いからばかりではなく、本体が角張っていてアタマをぶつけたら
危ないのや圧迫感があることで、ああなるのでしょう。

一方、最近のもうひとつの某社のパワコン(A社・B社など)が薄型化し、最近丸みを帯びているのに感心しています。
こうしたユーザーフレンドリーなデザインは、壁面のより低く通風の良い位置に
設置することが設置者にも認められやすいです。
ひいてはフィールドにある機器がその分長寿命になりそうですね。

***勝手にまとめ***
これは部分ファクタに過ぎませんが、PC寿命を律速するのは、インプット側の電解やIPMとセットになる電解でもないというのが私の考えです。
アレニウス法則が生きる低位置(低温度位置)での設置が促進されるような、施工者フレンドリー、設置者フレンドリーな設計が望まれていると思うのです
他に幹線インピーダンスが低くなるような配置設計も重要です。なにしろ、住宅では逆潮流に充分なほど幹線インピーダンスが低くない。これをなんとかしなければならない。オール電化の普及によって、問題が自動解消されている側面もありますが、導入規模拡大のためには法制面・機器のユーザーフレンドリーな設計面、からも考察されなければなりません。
今あるフィールドの実情と法制限を視野に入れることが大事というお話でした。
フィールドを見ていると、機器単体の研究開発やマーケティングよりも急がれていると感じます。

4月 28, 2006 メールでの質疑応答 |

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