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2006.11.15

嫌な商法、嫌な買い方

テレビを見ていたらスカパーの工事費が無料!だと。
安心サポートとやらも無料!だと。
これらのサービスには実際には費用がかかっているのだから、こういう商法はとても感心できない。本来のサービス費用に工事等が含まれていると見るべきだ。だからあれはお金の動きとしては本当だけれども、内訳の構造としては嘘っぱちである。さらに穿てば宣伝効果による増収を見込んでああいうキャンペーンをするのだろうけど。

太陽光発電にも似たような商法があって、呆れる。
実際には太陽電池そのものの仕入れよりも設計や工事に要する経費の方が大きい場合がある。そういった現実を無視して「工事費は無料です」なんて簡単な謳いをする輩がある。だけど彼等は費用が足りない場合には自分が損をしないために無理やりな仕事をしてしまっている。

前も話したかもしれないが、量販店のアンチャンにエアコン1台を一律1万円でつけさせるなどというのはそもそもムチャなのだ。ある家では5千円しかかからないし、ある家では10万円かかる。人の顔色で選ぶんじゃなくて、現場が手間を選ぶのだ。そういうものじゃないか。なんでもかんでも一緒くたにしようというのは、アタマを使うことを厭う横着者の悪癖以外の何者でもない。

サービスを買う感覚の無い消費者は、消費者保護の社会ムードの中でますます鈍感にずうずうしくなってゆく。業者もまたその尻馬に乗って散らかし放題の仕事をする。

消費者も消費者で、ずいぶんひどいのがある。
太陽光発電の世界でも売り切り型商法と高付加価値型商法とがある。売り切りの人にムチャな要求をしてはならないだろう。思った発電量が得られなくてもそれは買う方の心構えにも問題がある。サービスを提供する人は大抵のことはするが安い仕事はしないだろう。
商流が見えないのも原因かもしれないが、何を買おうとするのかも自らはっきりせずに要求ばかりしている消費者があることは感心できたことではない。いまや、動画編集をしたいのにWEB閲覧がせいぜいというパソコンを買ってしまった人やメールしかしないのに動画編集に長けたパソコンを買ってしまう達を誰も同情することは無いだろう。それなのに、昨今の、消費者=弱者みたいな動きには呆れてしまう。
買い物はくたびれる。だけどくたびれるくらい調べ考えないと、目的にあったお金の使い方はおぼつかないだろう。ぐちゃぐちゃと業者と揉めてばかりいる消費者はひょっとするとそのことを忘れてしまっては居ないだろうか。

11月 15, 2006 私の話 | | コメント (2) | トラックバック (0)