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2007.04.07

PV用耐候PF管の発売

Pfd 既に多数の関係者に猛然と御案内(スパムメール?電話勧誘?訪問販売?)しましたが、ここにも掲載します。

この度、愚生の100万kWの悲願のうち500wがかないました。2年前から古河電工様と取組んでいた「太陽光発電用PF管」の開発が完了し商業化しました。以下URLに私のプレゼンテーションをアップロードしています。お手数ですが下記URLを開いた上で、各ファイルを右クリック&ダウンロードしてご覧下さい。
http://www.tekipaki.jp/~pvshop/furukawa/

<表示されるファイル名と内容>
●PFD brochure.pdf     カタログです。
●pfd_env.pdf          耐候性データです。
●pfd_presen.pdf       愚生のプレゼンテーションです。

メーカー様にあっては施工指導の際にこれを推奨することを強く希望いたします。
また太陽光発電にかかわる業者様はこれを選定することを強くお勧めします。
プレゼンテーションをご覧いただくとお分かりいただけると思いますが、そもそもPF管にケチをすること自体がとんでもなく馬鹿げたコストカットなのです。(昔はこんなケチは誰もしなかった。内容を問わずに普及だけを急いだ弊害ですね)

愚生のリサーチによると、従来は、古河の灰色のPFDしか長寿命なものがありませんでした。今回黒色を作ったことでさらに寿命が伸びた上、暗色の屋根上の外観も美しくなりました。皆で使ってゆきましょう!!!

<裏話>
実は、ここまで辿りつくのに10年かかりました。
同社は巨人ゆえ相手にしてくれるとはつゆ思わず、長年某社さんばかりに声をかけていたのです。何のことは無い、相談したら僅か数ヶ月で試作してくださいました。その後2年の耐候テストを経て今回の商業化に至ります。
試作時のレビューはこちら。
http://pv.way-nifty.com/pv/2005/11/pf_a359.html

<補遺>
この黒色PFDだけが推奨されるという見方は間違いです。施主さんのために屋根色との兼ね合いを配慮してあげましょう。当社では、古河電工製の灰色PFDおよび白色PFDもその耐候性を確認しています。他メーカー品も色々試しましたが、経年後の様子を見ますと同社のPFDが圧倒的に耐久性が良いようです。(やや割高ですが、チープなモノを使って早期に問題を起こし、それを繰り返すよりもはるかに安く付く)

<FAQ>
Q1:吉富は儲かるの?
A1:儲かりません。
Q2:どこで買うの?
A2:電材屋で買うことが出来ます(もう発売しています)
Q3:耐候性のポイントは?
A3:ポリオレフィンとPVCの複層です。外装がPVCなので安定的です。屋根上の厳しい環境を考慮しさらに耐候性を配慮した調合となっています。(通常の加速試験は10年相当ですが、これは30年相当を実施し充分な耐久性を確認済み)

古河電工さん、ありがとうございます。今後ともよろしくお願い申し上げます。

※たまに「資料を使っても良いか?」というお問い合わせがありますが、ご自由にどうぞ。内容にご賛同であれば、貴社の名前を加えれば良いでしょう。ただし法務上、著作権問題が残りますので、一応ご連絡いただいてチェックさせていただければ貴社にとっても安心かと思います。是非、ご一緒に推進しましょう!!
たまに公取委に捕まるような不正をされている方もあるようですが、内容に関して非難がある際はその旨、正々堂々とお伝え下さい。理論で勝負しましょう♪(もちろん、批判はWelcomeです。しかし非論理的な行動には徹底批判を返してあげます)・・・以上2007/8/5追記

4月 7, 2007 開発・具体的な取り組み |

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コメント

太陽電池の業界ではメーカーの研修会でも、施工マニュアルでも、PF管を使用するよう記載している事もあって、PF管の使用が続けられている。
ここまで一般的になってしまうと、トラブルの発生は数年後の為、その使用中止がなかなか改められない現状にある。
御社のホームページでもっともっとPRして欲しい。
しかし、架台の屋根面取付けで、結構屋根本来の性能を損なっているのに、多くの建築関係者、太陽電池施工関係者が、何ゆえアレイからのケーブル引き込みに限って、美観上も好ましくない、けらば廻し、軒先廻しの外壁引き込みにこだわる理由が判らない。
どんな屋根面でも、現状では成る程といえる配管の固定は無い。外壁の貫通、配管の固定も、雨仕舞い、壁内への外気進入防止措置、耐火防止措置などの、正しい施工がなされていないのが実情である。
太陽電池メーカーは据付架台とか機器に関わるマニュアルは詳しいものを作成しているが、太陽電池の電気工事と建築工事との整合性を正しく記述しているマニュアルは皆無です。
住宅用太陽光発電システムの普及に伴い、設置数年後の施工不良によるトラブルが増えていると聞き及んでいる。新築住宅への搭載も増えているが、多くの現場で建築工程に合わせた正しい施工をせず、その施工方法は既築と全く同じ工法で施工している。
ハウスメーカーは太陽電池メーカー任せ、太陽電池メーカーは下請けの協力会社任せにしている。
設置数年後のトラブルで泣きを見るのはユーザーになる。太陽光の設備は人身事故に至らないので、メディアに取り上げられないが、いずれトラブル発生して世間の注目を受けるような事態が発生する。
雨漏り、室内の壁一面にカビ発生、パネルの脱落落下、電気系統からの火災など設置数年後の発生事故では、ガス器具のパロマと同様に、数年前に設置したシステムの販売先が不明とか、施工業者が不明という物件が多い。
メーカーの下請けの施工会社で、太陽光発電システムの工事をしながら、建設業法の登録もせず、電気工事業の登録もしていない会社がある。

これからは御社のような、経験と技術力豊富な企業が中心になって、メーカーとが業界の指導教育を推進して頂ければと思います。

投稿: h.yamamoto | 2007/08/05 0:16:34

h.yamamoto様こんにちは。
コメントをありがとうございます。

御意哉。
PF自体は悪くありません。耐候性を考慮し、水抜きをし、安全な設計と施工を望むばかりです。すると耐候性のある外装ビニル被覆の二重管(耐候性PFD管)となります。耐候性の無いPFSを使うから問題になるのです。

他には”配線瓦”と言って屋根を貫通し屋内に這わせる方式があります。しかしこれはもうひとつ注意が要ります。法定ではありませんが、延焼と煙害を対策する必要があります。例えば屋根裏側でPFDに入れて「縁切」をしないとなりません。防火区画貫通部工法(旧BCJ工法)を応用すると良いでしょう。窒息消火の一種です。漫然と施工していると、もし宅内から火災が起こった際に、CV線からの一酸化炭素に施主が巻き込まれ避難時間が不足するばかりか、太陽電池アレイが燃えて公衆災害になります。これは絶対に避けなければなりません。もう一点。雨じまいが必要です。屋根を貫通させる場合は、毛管現象と逆水とすがもれに対しても何らかの対策が要ります。またEMC対策も要ります。太陽光インバータによる放射ノイズの問題もあるからです。
まとめると、
①延焼防止
②避難時間確保
③すがもれ対策
これが屋根貫通時の要点でしょうか。

弊社(というか私)の考え方は、
①公衆災害防止
②施主の財産保全
③性能確保
このようなプライオリティーです。

そこで本PFDの具体的な目的は
①延焼防止
②避難時間確保
③すがもれ防止
④美観向上
⑤EMC問題防止
となっています。別にウチは得にならんのですが、皆が意識して呉れると嬉しく思います。

このような次第で、弊社と古河電工によるPFD工法は、あらゆる建築物に安全を確保することが出来る公衆安全工法を目指しています。唯一の難点は決して美しくはないことですが、これは技術的問題ではありませんからダクトの応用などで次第に解決できることでしょう。

下請の連鎖は困った問題ですね。
わからない人がわからない人に頼むという構造です。
もともと儲かる商売ではありませんから、しょうがないように思えますが、落ち着きません。中間業者の出番より先にやることがたくさんあります。
今、設計者が非常に少ないのです。売る人ばっかりあふれて居て。

投稿: よしどみ | 2007/08/05 1:57:39

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