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2010.04.28

校正について

作ったOPAMP回路網のゲインやオフセットがどうしても合わない。リニアリティが出ない。おかしいおかしいと思って単体で実験しても合わない。もちろん、その前に計算と実測結果が合わない。何か僕の知らない秘伝があって、僕がそれに合わない設計をしているからおかしいのだと信じ込んでいたら、なんと基準電流源器の校正値がズレていた。これだけで一週間も無駄に使ってしまった。作ったものは、合っていたのだ。DMMと違って、発生側は狂い易い。よくよく注意しなければならない。

でもそれに気づいたのも34401Aと3458Aのおかげ。
持っているものをちゃんと使わないとならないなぁ。

校正というのはきっと、大工がかんなを砥ぎ、ノコの目立てをしてから現場に向かうのと同じようなものだと思う。日々あまりにも広範囲なことをしているのでつい疎かになってしまった校正作業をそんなものだと感じた。

・・・太陽光の簡単な仕事ですら、DMMは少なくとも6桁半は要ると思う。
そうでないと、おかしいものをおかしいと気づくのが遅れる。
気づくのが遅れると何百万も損をだすのはもちろん、人にも迷惑をかける。

結局は机の上で計算をしても、実験をしなければならないわけだし、フィールドでテストしないと、抜け落ちる。
人間の目玉なんてその程度のものだ。でもその前に計測器で確かめられたら、全然スピードが違う。

4月 28, 2010 私の話 |

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