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2011.03.16

被災地へ太陽光発電での支援をしたい

被災地の方、被災地近隣県の方へ
●必要な電力、仕様
●交通、受け入れ態勢(特に現地側に独立型PVの設計者や電子回路技術者が必要)
●バッテリ在庫等(中古や自動車用も無いよりはマシ。転倒した自動車からも採れる)
これらの情報を下さい。
関東以西からお金とモノを集めることが出来るはずです。
何が必要なのかが分かれば、人を出すことも可能なはずです。

同業者の方へ
状況を総合し、何をどうすれば良いのかご一緒に相談しましょう。
(どうせ今月は開店休業でしょう。また被災地へのモノ不足を防止するためにも開店休業すべきと思います)

こちらでは今、エルガの桜井さんと情報交換&作戦を考えていますが、現地情報が不足しており動くことが出来ません。(下手に動くと現地に迷惑をかけてしまう)交通途絶の問題もありますから、より現実的な方法を探らないとなりません。
また、有効なやり方が必要です。最初は灯だけで良いかもしれません。しかし次には病院へはインバータや2V単電池や12V電池からなる蓄電池バンクが必要と思われます。一方無線機や携帯へは直流給電で十分。バンク容量は限られているのでAC-DC改造を。半田鏝とハンダ、電線と電子部品そして何よりも「分かる現地の技術者の存在」が欠かせません。これらの組み合わせまで考えませんか。

行政の方、被災地の電子技術者、独立PV技術者、そして、同業者からの連絡をお待ちします。

090-4161-7171 吉富

※メーカーの方へ
取りまとめを行う予定があれば、ご連絡下さい。資材提供、資金提供可能です。同業者への連絡も取ります。

※わからないこと。
被災地に数日以上も灯が無いことが起こってしまうのは人手が無いからなのか。それとも食料と暖だけで手一杯だからか。太陽電池やバッテリは全国に不良在庫がある(はず)。独立型の設計は若干難しいから、組み上げる人がそもそも足りないのだろうか。どういうことだろう?事情をご存じの方は教えていただけば幸甚です。今回は間に合わなかったにせよ、今後の反省と対策は必要。なお私個人としては、設計や組み上げ方が分かる人が少ないからじゃないかと想像している。(僅かな電子部品とひっくり返った車に搭載している蓄電池や半壊太陽電池などごみ山からでも色々できるのだが)もちろん腹が減って動けないとか意気消沈しているとか寒くてそれどころじゃないのもあると思うけど、どんな時でも防災無線電源や便所の灯くらいは早期に確保したい。

3/18追記 桜井さんのグループが準備を進めています。また、大手ではシャープが動いてくれるようです。

3/19追記 同じような事態に予め備えることが大事。工場経営する友人から頂戴した意見と今までのことを軽く再構築し、メモ。
・被災地での材料収集が難しいのは何故か。採取はそもそも可能なのか。
太陽電池をドナー登録するという方法があるね。とのご意見。
たとえ荒れ果てた被災地であっても、人様の家からモノを持ち出すのは泥棒にもなるので、太陽電池をドナー登録するという方法もある。ともかくネットワークが必要。まずはユーザーのネットワークが必要。
・実践することが出来る技術者が足りないのをどうするか。
分かる人(技能者じゃなくて技術者)のネットワークが要る。以前から悩んできたことだけれど、どうも身辺には居ない。少なくとも太陽光発電を売り歩いている業者ではまず手に負えないだろう。じゃ、技術要件から人をスクリーニング(この手法が最適か否かとか道徳的な正否はさておき)するならば、自動車電装や船舶電装の技能者、組み込み屋のうちアナログ屋ということになろうか、と感想的に思った。
・誰が実践者となるか。
今回のような交通途絶の際には、現地の力だけが頼み。技術者の輪が要るのは間違いない。一方、後からのことは少なくとも方法論的には制限がない。これはこれで別途考え、取り組んでゆく必要があるのだけれど。

3/19もうひとつ追記
このページに書いてきたようなことは、軽率の嫌いがあるし、中途半端が見えているので本当は書きたくなかった。しかし、思い立ったときに問題提起しておかないと、将来にわたって自分自身の中でも整理がつかないだろうと思った。どういうことかというと、このような大事においては、人の力が重要な役割を果たすと私は考えていて、人の力を活かすにはどうすれば良いのか、と改めて考えさせられたからだ。めいめいバラバラの価値観と行動学に基づいて場当たり的な対処をしていたらおそらくその結果は、非効率はおろか迷惑なものにすらなりかねない。これを対策しより良い効用をもたらすには、予めどうあるべきかの論議を尽くし、唯一の指導原理を見つけておく必要がある。

表題を”をしよう”でもなく”のあり方”でもなく、”したい”としたのも理由がある。客観的である前に、これ以上根拠をさかのぼりようもないところまで主観的でなければ書いてはならない気がした。今回の被災状況を知りもしないくせにこのような態度を取ることはいささか不謹慎かもしれない。しかし今もこれからも起こりうることについて、そしてそれらへの対処の共通原理を見つけなければならないと思うのだ。審判員である前に参加者でありたいという私の気持ちの現れでもある。要するに自分の責任において発話すべきだと思ったのだ。

3/21さらに追記
この一週間、色々な人と情報交換、議論させてもらった。現前のことについての支援はこれからだろうな、と言うのが結論。まずは状況把握、次に方法や内容、リーダーを決めないとどうにもならないのでガサガサ動く風ではないだろうということ。とりあえず今は寄付くらいしかやれない感じなので、自分はそうした。しかしこのことは、将来の防災を模索することを妨げるものではない。

3/24さらにさらに追記
連休中の3/20に某メーカーから電話をいただきました。これから相当な規模で動いてくれるそうです。
また、エルガの桜井さんが3/22に状況をアップしています。
http://erga.jugem.cc/?eid=202

3月 16, 2011 |

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コメント

やっぱり色々と問題出てきてますね、ヤフーのトピックスに、 がれき撤去に「法の壁」とありますねぇ、まぁ設置の仕方で意思表示出来るようなやり方とか、国から補助金もらう人は今回のような災害時に資材提供することを条件にするとか・・・ね。

投稿: ウチカワ | 2011/03/21 9:33:33

ウチカワさん、こんにちは。
がれきも他人のもの、ということですね。避難所の発電機を動かすのに既に避難した人のガソリンを使う場面がありましたけど、ああいう事実の積み重ねで既成事実化してしまうわけにはいかないでしょうか。建設のザル法運用を思うと、今回の事態は状況が状況だけにもっと柔軟にありたいものですが、自宅復興という個のレベルでは当事者たちは法が気になるのでしょうね。

災害復興の補助を貰うのと引換に資材提供ですか。そして太陽電池もまたこの文脈の中に置く、と。でも全部が全部そういう手続論だと、契約状況を確認しなければ動けないなど運用上の問題が出てきそうです。社会が複雑化しているだけに簡単な答えはなかなか見いだせませんね。

投稿: よしどみ | 2011/03/21 12:43:06

「ダウン症 インバーター」のワードで検索してみて下さい。使用するインバーターが車用の安価な矩形波のタイプでも人工呼吸器や吸引器などへの使用例は沢山あります。

投稿: とこはま | 2011/03/22 1:06:55

矩形波を用いる気持ちはわからないでもないのですが、常用は考えさせられます。周波数も55Hzのモノが多いですし、矩形波では機器の入力段を痛めてしまうでしょう。医療器メーカーは金儲けのために高価なインバータを勧めているとは限りません。機器の入力段を守るために商用波形並を求めるのです。
必要なのは、安全とカネとどちらが大事かという視点ではないでしょうか。そのような意味では緊急時は矩形波で足ります。しかし常用とするには機器保護、インバータ自体の信頼性の観点からとても勧められたものではありません。本人の意思による場合を除いては、いや本人の意思があってもなお、私はオモチャ矩形波インバータを使うのは憚られます。

投稿: よしどみ | 2011/03/22 4:54:18

震災の翌々日に岩手県入りして来ましたが、まだ現地を直接みていません。信号が消灯していて怖かったです。(右折待ち中に後方から一方的に追突されたりして)
当方も自分に出来ることで応援したい気持ちですが、とにかく現地と往復移動するガソリン確保するのが大変でした。
よしどみさんが既に書かれているように報道によると現地が混乱しいて受け入れ態勢が3/19頃から始めようとしている状況です。
自己完結で支援出来る状態でなければ現地入りしてもすぐ行き詰ると感じます。

当方は隣県なので自己完結で応援出来る体制が整えばボランティアで行こうかと考えています。今は義援金だけの応援にとどめています。
現状は自宅避難の場合では、とりあえず太陽光パネルによる蓄電式のLED照明などは重宝されるかも知れませんね。でもニーズは刻々と変化していきますからね

投稿: kk | 2011/03/22 6:18:59

kkさんお疲れ様です。ガソリンは直ぐに不足になったようですね。自己完結というキーワードは行政の方に相談してみて、初めて習いました。関して、山岳縦走装備がふさわしいんじゃないかなどという意見もインターネットで見ました。
ニーズの変化は、確かに、です。これをどう対応するのか、現地の司令塔頼みだろうな、というのがメーカや代理店の方々の方の意見でした。しかし現地の人が少ない、とも。この点は将来の備えを考える起点になると私は考えています。ただ、今をどうするかがわからないので私も、とりあえず義援金、としています。

投稿: よしどみ | 2011/03/22 9:37:52

はじめまして、浜松市に住む岡本と申します。
何かしたいという気持ち、自分も思っています。震災からの1週間、携帯電話用のソーラー充電器(100台の充電が可能)を作成し、被災地に送らせてもらいました。(HP見て下さい)でも、まだまだ、困っている人がたくさんいるので、これからも、支援をしていきたいと思います。
現在、ソーラー発電所を作って、売電して得たお金を義援金として、継続的に支援することを検討しています。どんなに、悲惨な出来事もみんな時間とともに、記憶が薄れていくので、被災地のみならず、各地に民間の発電所ができてくれたら、素敵かなと思っています。
では、今後とも、よろしくお願いします。

投稿: 岡本和法 | 2011/03/22 15:05:03

岡本さんこんにちは。携帯用PVはこれから続々と現地に届きそうですね。
PV発電所の売電料金による寄付ですか。継続性が大事らしいからその意味だと良さそうです。
しかし、今から数年間は現金のほうが良いかもしれませんよ。太陽光発電システムの資材、構成を選び取るのが難しいからです。早期に壊れると厄介だからです。(昨今そういうシステムが多い)
また、少なくとも今は電線など建設資材が不足しています。つい現地のことばかり心配して材料を確保して現地に送ったり、現地に役立てるための建設を考えてしまいますが、そのような行為はこの資材不足を加速する恐れがあります。そうすると、被災していない地域の建設業者や太陽光業者の(既受注物件の納入遅れによる)倒産を招く可能性大です(過去例あり)。もう暫く様子を見ておいたほうが良いかと思います。

投稿: よしどみ | 2011/03/22 17:28:47

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