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2011.12.31

ミソもクソも一緒

僕にとって一番信用ならないのが、PVに関する数字であり、その解釈である。
この業界はパーツとコンポーネントとシステムをごちゃ混ぜにしてはいないか。
学会や行政が特にひどい。次に事業者。
統計値を見ると、上の全てがごちゃまぜ。これが原因究明を不可能にし、対策を困難ならしめている。

ビルディングの傾きは材料のせいか?建築設計のせいか?組み立てのせいか?
料理が不味いのは、材料のせいか?調理のせいか?

NEDOやAISTやNEFのPV統計を見ると、全部ごちゃまぜ。
これまでのアンケートは全部意味が無い。
設問をきちんとし、次に設問を公開した上でデータを示さないと単なるバイアスにしかならない。
この業界、そういうのが非常に甘い。

だから、結果として以下のようなことが起こっている。
1.製造者の設計不良がシステム設計者のせいになる。
2.システム設計者の設計不良が製造者の設計不良のせいになる。
3.売り子さん達は責任を問われない。
4.ユーザーの誤使用は問われない。
5.長期保証契約自体意味ナシ。

現代の分業化ビジネスでは、何もかもがみーんな他人事なのだ。
当事者の関与を薄める仕組みが出来上がっている。
状況は以下。
1.過剰なまでの消費者保護
2.過剰なまでの保身
3.無責任体制

結果は以下。
1.問題の核心がわからない。
2.誰もが責任転嫁が上手くなる。
3.被害者はちゅうぶらりん。(誰に尋ねてよいのか)

トラブル原因を究明する手段を持たないから、解決が遠のくわけだ。
誰もが加害者であり被害者。
僕はPV業界だけを批判したいんじゃない。
現代社会というのはかくも責任が薄いものなのか、と思う次第。
誰も責任を感じないから仕事は中途半端。
それは、だれそれに聞いて、それは、だれそれの役割だ。
最早ユーザーもこうしたたらいまわしに慣れっこだ。
分業化社会の病弊である。

こうした状況がもたらす重大は、モノゴトの真実が知られなくなることであり、解決が遠のくことだと思う。
こうやって誰もが鈍感力が増してゆくと、仕事の”やりがい”とやらはどこにいっちゃうだろう。
自縄自縛という語がふさわしい。

12月 31, 2011 太陽光発電の技術 |

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