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2012.03.20

説明するということ

外国人と話をしていると、日本人の業者はちっともPVのことを知らないよねぇ。という話になる。頭に来るが、全くその通り。そこで日本の業者の方々に力をつけてもらえるよう、お手伝いしたいのだが、困難が多い。
1.体系的資料が無いということ。
2.やる側に動機が無いということ。
3.分かりやすい説明方法と説明重点が決まっていないということ。

1と2は作戦開始中(もう何年もやってるけど)
3が今困っていること。
わかりやすく説明することも教える側の仕事のうち。業界として、それがまだまだ出来ていない。人々が「分かりやすさ」を言うとき、説明が難しいことを一切省略することで分かりやすさを実現してしまう教師連中が多い(媒概念曖昧誤謬)最悪な説明方法である。これでは学習者はちっとも本質に迫ることが出来ず、僅かな応用が利かない。例えば、市販品の組み合わせによって独立PVを作ることすら手に負えなくなる。
学習者の側にも問題がある。数回でもPVを設置したことがあれば、分かった気になってしまっている。そのような認識にある人に対してセルネットワークや外力計算の話を持ち出すと、彼らは目を白黒させてアレルギーになってしまう。
となると、IVひとつとってみても、オーム法則からじっくりと理解してもらうことになる。しかし、こちらは、人々が何を知っていて何を知らないのかを知らない。つまづきの石も見えていない。また、勉強がどれだけの忍耐を要するのかを、教える側も教わる側も知らない。何かを待つとき、その期日が見えれば人は安心するという。これと同じで何かを身につけるとき、その頑張りに要する時間が見えれば人は忍耐するだろうか。
そうだとしたら、教える側は、人々が何を知らないかをまず調べなければならない。人々が何を知らないかが分かれば用意が出来る。用意が出来れば所要時間が見える。所要時間が見えれば、それを伝えることで学習者は安心し、努力する。
・・・ホントかなぁ???太陽光発電システムは、意外や意外、実は原発にも負けず劣らずの巨大テクノロジー。実務上、これを全部理解する必要は無いのだが、事故にならずにとりあえず動くだけのものを作るにも、膨大な知識を必要とする。実は、説明困難の本質は、「PVシステムそのものが大量の知識を要求する現実」が軽んじられてきたことにあるのかもしれない。

3月 20, 2012 開発・具体的な取り組み |

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