2012.03.08

泥棒さんたち

毎年、雪で建物がつぶれる。太陽電池もつぶれる。お金が無いのならば、やらなきゃいいのに。
どうして、足りない予算で欲張るのか。つまり、発注者責任を言いたいのである。
しかしまぁ、業者も業者だ。食えないから何でもかんでも引き受ける。構造計算もできないヤツに限って引き受ける。
果たして施主とともにエライ目に遭う。そして、ワカランやつほど、天災だと騒ぐ。
保険会社も同じ穴のムジナ。「お前ら、単なる違法物件にまで保険金払って、俺ら真面目にやっとる人間からの泥棒を働いているんと違うか?」と尋ねるとポカーンとしている。

人の世の宿命か。腹が立つやら悲しいやら。

3月 8, 2012 人間的な、あまりにも人間的な | | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.12.31

スマイルカーブとPV工事デフレスパイラル

太陽光は、工事が簡単すぎる。今後、工事屋の仕事は経済学スマイルカーブの底辺に従ってゆくと思う。つまり、幾らでも安くなる。原因はただひとつ。”簡単だから”、だ。

モノづくりには,次の二つがある。
1.技術面
2.技能面
工事というのは技能面。

技能には大きく2つのレベルがある。橋梁溶接、チップ試作といった熟練に支えられることとか彫刻や漆芸といった伝統工芸的技能によるもの。もうひとつが、作業だけのもの。

実はPV工事は作業に過ぎない。だからPVの技能は他と比べようも無い。PVなど簡単すぎて話しにならないのだ。建設業の下っ端・・・バイト作業並に易しいのだから。なにせ、その内容は組み立て作業100%。ちょっと気を利かせてみたつもりでも、その内容はちっとも技術的検証に基づいていない。つまり、大抵のPV工事屋の仕事は「勘ジニアリング」によっているということ。勘ジニアリングは計算すると間違いが判明することが多い。計算でおかしいものが実供用に耐えられるはずもない。

古くからやっている工事業者さんたちは価格下落に対しての愚痴が多い。けれども彼らは、重要なことを何もやっていないことに気づくべきである。やれ屋根工事幾らだといっても、板金工事業や瓦工事業のような構造計算書をつくるわけじゃない。やれ電気工事幾らだといっても、必要な電気計算すらしていない。そこにあるのは,マニュアル仕事。良くてもちょっとした気回しが加わるだけ。

これじゃ、やるだけ買い叩かれる。だって、簡単だもん。建物の常識、電気の常識があれば、作業だけは出来てしまう。それだけの話。

これから工事屋が強くなるためには、技術面を何とかしないとならないと思う。いつも僕が言う繰り返しになるけれども、強度計算やら電気計算、法適合不適合の検定くらい出来ないと、その人が参加している意味が無い。技術で競わなければ、あなたではなく他の誰かがそれをやることが出来るのだ。

最近、船井総研みたいな、家電広告みたいな平準マーケティングが行われているけど、あれって事業者の能力の無さを露呈するだけだし、価格下落を推進するだけじゃないだろうか。自分にしか出来ない技術的なことを謳わないと結局は価格競争の中で生き延びるしか無いと思う。結果、今、広告は過剰なくせに、お客が余っている。

広告を出す業者は応用が利かないから仕方なく簡単なことに手を出す。彼らは、簡単なことは競争が激しいから、広告で勝負しようとする。そうして広告費の分、無駄に時間と人件費を食いつぶしてゆく。長い目で見て、お客にとって良いことは何にも無い。

逆もある。
工事業者がより注意深い設計作業の結果に基づいて精緻な仕様書まで書いている癖に、発注者に工事業者=作業者と誤認される場合だ。これは救われない。

しかしなおも、いつも救われないパターンは、「自分は出来る、自分は優れている」と思っているヤツに限って設計書を書くことすら出来ないこと。自信があるだけじゃダメなんだなぁ。必要なのは実力。広告といった口先だけで食えればいいけど。いつまでもそうは行くまい。

最近、欧米中のメーカーが参入し始めたのは、日本市場におけるユーザーからの事業者評価がとても甘っちょろいと気づいたからじゃないだろうか。FIT効果によるものだけではないと思う。

12月 31, 2011 人間的な、あまりにも人間的な | | コメント (0) | トラックバック (0)

2010.06.23

師匠探しの旅

先生はずっと先生で居たいわけじゃない。
思想家の藤田邦彦さんの言葉である。

この数年、他者に教えることが多くて自分が先生となってしまっていた。
これは、自分の人生にとって実は問題が多い。
他者の世話ばかりしていると、「先生」は永遠に学ぶ機会を得ないのだ。
他人がちょっとばかり頼ってくれても、そりゃその場はちょいとばかりうれしくて、ひょっとすると時にはテングで居られるのかもしれないけど、やっぱり「先生」は自分が学ぶ機会が減るのが嫌なのだ。

太陽光は実に技術分野が広い。
丸々20年くらいかかってしまった。。。
電気とか工事とかはもちろん、法務やら構造やら制御やらも一通り身に付けた。

そうなってくると市販品のおかしいところばかりが気になり、「買い物」で済ますことが出来なくなって・・・つまりブラックボックスを許さなくなった。安易にブラックボックスを自分に対して認めるとエラーの原因が分からなくなるのだ。するとブラックボックスの中身・・・特に構造と電子回路もやらないとならないわけであって、僕の場合長らく電子回路が厄介者だった。

しか~し、電子回路はこれまた広い。
太陽光専業とは言え、これらをやらなきゃならない場面は少なくないので、デジタル的なONOFFはもちろん、マイコンやC言語もある程度はやれるようになった。
しかしアナログとパワー回路がこれまた難しいのだ。
こいつらは、経験と時間がモノを言うようで、相当に失敗を積み重ねないと、何一つ出来上がらない。
やっとやっと微小直流信号の扱いや高電圧開閉などは何とかしてきたのだが、確度の問題やら高周波の取り扱いになると降参である。構造の勉強はあれほど頑張ってきて今も何とかしているのに、電子回路だけは、もう一歩上のところがまるで手も足も出ない。

それで師匠が必要だということになってある人に押しかけ女房をしている。
生まれて初めての試みだ。

子曰。朝聞道。夕死可矣。
孔子は実に良いこと言いますね。


6月 23, 2010 人間的な、あまりにも人間的な | | コメント (0) | トラックバック (0)

2010.03.18

いまさらロジアナ

売っていないものは自分で作る。

作りながらオシロはちょこちょこ見る。
でもデジタル回路は多chなのでその動作が合っているのか間違っているのか分からなくて困っていた。
動けばヨシ?。。。自分のコーディングはとても怪しいのでいつも不安を残す。

今更ながら、ストロベリーリナックスさんからロジアナを買う。
言い訳をすると、昔じゃとても買えなかった。
今なら月給以下で買える。凄いなぁ。

こうやって売っていないものを作る。
仕方なく。だけど、楽しみながら。

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新聞やTVでは需要が足りないなどといって騒いでいる。
でも、要るものを作ろうという動きが無いではないか。
経営者たちは、量産以外の分野には、見向きもしない。
だから、需要不足という言い方は、間違い。
儲かる仕事が少ない、と換言しなければならない。

太陽光発電の仕事に必要なモノ・コトがまだ全然足りない。
もっともっと、太陽光発電にプレーヤーが増えることを祈る。
商売人は、もう要らない。
旗振り役も、もう要らない。
とにかく、働く人がこの業界に欲しい。

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太陽光の学校設立ブーム。
おかげでやっと工事屋が増えてきたというところか。
うーん。工事屋は既に結構居るんだけどなぁ。
需給バランスも結構良い。

一方、設計者ゼロという状況がやばい。
メーカーにはもちろん居る。
でも、人が少ないし、彼や彼女の分野はとても狭い。
回路だけとか、構造だけとか、法だけとか。。。
これではシステムは出来上がらない。

システム設計者がどうしてこんなにも少ないのだろう。
だから現場はいつも・・・
「材料があって、いきなり工事。」
これが日本市場。びっくりしてしまう。まるで砂場だ。

まぁねぇ、LEGOみたいに組みあがれば皆その場は満足しちゃうからねぇ。
でも、消費者は後で文句を言う。
あれは卑怯だと思う。
でも、業者も卑怯。しょせんはブローカーだから、他人のせいにするテクばかり磨いている。
それにしても、一体、この世界を物販にしたのは、誰か。
もったいないことだ。

3月 18, 2010 人間的な、あまりにも人間的な | | コメント (0) | トラックバック (0)

2010.03.17

マスターと

ツラツラと飲みながらPCBを描いていたら、嫁さんと近所の飲み友達とマスターが帰って来た。
と言うわけで3時まで酒盛り。
ご近所さんというのは良いものです。ハイ。

近所にPVの話が出来る人がいたらなぁ。
って、PVネタしかなければそれはそれで、たまには世間話をしたくなるものだろう。
勝手なものだと思う。

3月 17, 2010 人間的な、あまりにも人間的な | | コメント (0) | トラックバック (0)

2010.03.16

同じことを思う

太陽光発電ストリングのオンオフ制御。
今は何が起こるか分からないので結局はパワーMOSのソースコモン接続になる。
ボディダイオードが効いてしまうことなんかはどうでもいいけど、逆バイアスが問題になっている今、双方向のオフアイソレーションが欠かせないと思う。

で、しょぼしょぼとそんな試作をしていて、ふとAISTに遊びにいったら、大関先生、山田先生らのグループもそんなことをしてた。
デバイスはこれから良くなってゆくから(今までどんどん良くなってきて、いつの間にかびっくりするほど!!)この傾向に期待して、Rds×2なんていいんじゃないか、というノリ。

いいですねぇ。
コストがどうのこうのじゃなくて、まずは理想型から追ってみる。
こういうのって、ナショセミが火をつけた新しい取り組みかもしれない、と思っている。

自分が欲しいものを作り出すとハマりますなぁ。

3月 16, 2010 人間的な、あまりにも人間的な | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.12.18

体験と経験と

昨晩、思想家の藤田邦彦氏とごはんを食べに行った。
いつもながら表題のような言葉を丁寧に使い分ける、そんな彼の姿を頼もしく思った。

数式が解け設計図を書けることと、手を動かしてブツを作れることとは厳然として違う。
見聞きしたことがあるのと、やれるのとでは全然違う。
他人の下で対象物を触っただけでは、独りでは何もできない。これが普通だろう。
建設業では親方、サラリーマン社会では上司ってやつになってはじめて自分の無力に初めて気付かされる。誰しもそんな思いをしたことがあると思う。自分の血となり肉となったものだけを経験と呼ぶのだ。
そう彼は定義していたように思う。

ああ、こういうことすらも、意識的に取り扱わないと会話が成り立たないのか。日本語は難しい。

外国の人と話すと、明快な話ができることが多い。
どうしてなんだろう、とふと考えた。
お前がそう言っているその前提って、何だ?
お前の質問の前提は、何だ?
んな、かったるい確認を行うまでもなく、日本人同士以外では、俺の前提はこうだと前置きしてから話すの普通。日本以外では、同じ土地に住んでいても、言葉が違うことが多いから、ロジカルな会話がコミュニケーションの基本を支えるのだと思う。笑顔が大事だなんていう人もいるけど、それだけじゃ文化の違いを埋められない。

日本人同士でもう少しきちんと話をする習慣ができたらばなぁ。。。。
お前、わかってるやろ?的な前提が、家族間の会話はもちろん、ビジネスすらも怪しくしてしまう。
日本人同士も、もっと丁寧でもいいと思う。

この数年、英語はもちろん、台湾語やら韓国語やらドイツ語やらフランス語の手書きや発声をごちゃごちゃと混ぜながら話をする機会が多い。手間をかけないと通じない。でも、本来これが当たり前なのだと思う。
さらにいえば、違いは言葉なんかじゃないのだと思う。
皆が異なった環境を生きている。むしろこの事実が重要だ。
そもそも、人と人とがわかり合うということはとても難しいのだ。
そして、これこそ当然なんだと思う。
だから人と合うのは面白い。本当に面白い。
ああ、毎日、誰もが一瞬一瞬を綱渡りの危うさで人と理解しあっているのだ。本当は。

一方、世界共通というやつもあるようだ。
通訳が全然わかっていないのに、話者同士ときちんと意思が通じることがある。
それは算数とか理科をベースとした事柄に多い。
ああ、すごいなぁ。実は世界共通語ってあるんだ、って当たり前のことを思う。

この社会も、学歴での文系とか理系とか、あんな浅ましい区別はもちろん、PVでも屋根屋だとか電気屋だとか、無益の棲み分けをやめたらどうか。
自分を狭い世界に閉じ込める人が生きる世界は本当に狭くなってしまう。世界は自分が思うよりもっと広くて面白い。

12月 18, 2009 人間的な、あまりにも人間的な | | コメント (2) | トラックバック (0)

2009.06.16

だいぶ違います。

これはひどい。実際に出来ないものを書いてはなりません。

カタログ内のアレイ2つ目にウチのホームページの、お客さんの写真がなぜか使われています。
それはそれで構わないのですが、電動梯子で出来ない現場はどうやっても出来ないのです。誤解を生む広告はやめましょう。
実際、これは高所作業車で施工しました。
ナンデモカンデモ電動梯子で届くならば世話ないでしょ!?
良くても物件の半分ですよ。電動梯子が使えるのは。
地域やプロジェクトによっては対応可能性ゼロだ。

勘違いなきようお願いいたします。
PVはそんなに画一的な仕事は出来ません。
いちいちの現場で、新しく対処することばかりです。
大雑把な広告をすると新規に参入する人が困るでしょう?
そういうことがわからないのですか?

6月 16, 2009 人間的な、あまりにも人間的な | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.06.09

責任の希釈

売れれば売れるほど儲からない。
これが住宅太陽光発電業務の実態である。
しかし、ここには注釈が必要であろう。
直売、直設計、直工事の一貫生産が儲からないのである。

中間業者や利害関係者が少ないほうが儲かるのは商売の道理。
それなにの、どうして儲からないかって?

太陽光発電の場合、一気通貫業者はユーザーからの全ての問い合わせに全責任を負わないとならない。
やれ、電圧問題だ、やれ、隣に家が建って日陰になった・・・etc。
われわれはその全てに全資金、全労力を使って対応してゆかなければならない。これが一気通貫業者の宿命。

一方、こういう時、複数業者が垂直統合的に手を組んでいると、電話がたらいまわしにされる。ユーザーは放置プレイ。
どういう訳か、ユーザーは結構簡単にあきらめる。
たらいまわしは疲れるからねぇ・・・。

これまでもそういうシーンをたくさん見てきた。

情けないことだが、業者は、分業スタイルで行くほうが責任があいまい化してなんとなく利益確定できる。売る人は売る人。工事する人は工事する人。ユーザー利益保護やメンテナンスに目を向ける人は居ない。
これが日本のPVシステム業界の実態。


ただ、これからはそうは行かないだろう。
今後はFITがあるから今までkWだけを訴求してきたユーザー達は、kWh価値に気づきkWhを求め始める。システムのどこかに不具合があれば彼らは今までより早く問題に気づき、徹底的に業者を追及するであろう。

電圧問題と日陰問題
業界が、この二つの未解決問題に正面から向き合うのはこれからである。
呪いにも似た予言である。

6月 9, 2009 人間的な、あまりにも人間的な | | コメント (0) | トラックバック (0)

PVバブル??

最近問い合わせが多くて仕方ない。
SubsidyといいFITといい、わが国は勢い付きすぎ。
「全部お客さんにしちゃえばさぞ儲かるだろう?」なんて言われるけど、それは、無い。工事は誰がやるにせよ、設計から始まる建設だから数はこなせない。

それよりも、このブームで参っているのが同じ質問への質疑応答。
決まった答えを繰り返さなくちゃならないってこと。
太陽電池メーカーや販売店がWEBに開設しているFAQが頼りになればいいのだが、これらは鸚鵡返しに官僚的な返事しているから、ユーザー候補さんたちは具体的なことが良くわからず、嫌になっちゃってる。

こうも同じ話を繰り返さなければならない理由を考える。
わが国にはマトモな実務書が無い。
こちらで教科書を作らないとならないのか・・・頭が痛いです。

とりあえず大雑把なイメージをつかむには、NEFの施工品質向上委員会が作った教科書を読むといい。
http://www.solar.nef.or.jp/sekou.pdf
リンクを辿ると工事の教科書が出てくる。
ユーザーや新規参入業者の入門書になると思うが、いかがか?

ただ、CADや電気計算や構造計算、IVカーブの基礎が分かっていないとこれも、あまり意味が無いかもしれない。
中でもIVカーブとかPVシステムの理論に関しては、欧米の書いたものが便利と思う。

しかし、日本人は日本法の下にある。この点では海外文献は参考にしかならない。ところがどういう訳かこの国は法律嫌いばかりだ。まるで、ちょんまげ時代みたい。守らないと白州に引っ張り出される、みたいな。

でもねぇ、今の工学系法令は優れた内容なのですよ。業者もユーザーも分かってくださいませ。とかく、法令違反だと最低限の内容すら確保できないので、日本法をもっと勉強して欲しいと思う。

ここに問い合わせをする人はめんどくさがり屋が多い。
大雑把な問い合わせがあるたび、僕は大雑把に分かりやすく答えてあげたいと思う。しかし、大雑把な答えには大雑把な行動しか伴わないだろう。・・・つまり、ウソになる。

今の僕は何に対して返事をするにも時間がかかりすぎている。
自分の受注残をさばくより他者の面倒を見るのに精一杯だ。
一年以上待たせているお客さん、本当にごめんなさい!!

6月 9, 2009 人間的な、あまりにも人間的な | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.05.13

札幌電気学会、そしてAさんのこと

ちょっと遅い報告。
3月、電気学会を聴講に札幌に行った。
ほくでんさんの取り組み、JETさん、AISTの先生の取り組みに感銘を受けた。これらのテーマ、自分の普段の悩みとあまり変わりは無い。
実に今まで行った学会では一番に面白かった。
ついでに先生方と一杯行って、NEDO研究データの公開指針を不思議に思う。最近、NEDOのWEBでは中国等反日国のパクリ対策か、研究ドキュメントがあまり公開されなくなった。
でもこの方針では国民も観ることが出来ない。
いいのか、これ?なんていう話に。
パクリも排除したいが、税金払ってるんだし活用したい国民の思いもなんとかしないと。
右翼チックな表現になってしまうけど、なんのかんの言いながら、実際、皆日本の国のことを憂い、良くしたいのだと思う。

でも聴講というのも実は名目。
友人の主任技術者Aさんにどうしても会いたかった。
果たして彼の町に行き、彼の家族と会い、彼の考え方に改めて出会った。
結局、僕も、彼も技術者としての言葉でしか語らないのだが、いいことと悪いことをなんかは当たり前にわきまえていて、すべきこと、そうでないことが定義するまでもなく前提にあって、自然と話が弾む。

前提が明らかなのだから、現実にどう対処するか、だけの技術論だけになる。
俺は、お前はどう生きるか、なんていうのは今更確かめあうまでもないのだ。やっぱり、”プロ仕事人”はいいなぁ、といつもながらの感想。
こういう当たり前の議論が出来る場は、すっかり少なくなってしまった。
日々の生活だか、オトナの事情だか知らないが自分を赦す寛容と曖昧さの時代にあってこういう厳しい人と会うと気持ちが引き締まる。

本当のプロってのは、目先のゼニカネや同僚の顔色に追われず、職務を全うする。ここにかける執念はハンパではない。
そうしてそうやって、尊敬できる仲間が居る自分を本当に誇らしく思う。
卑近な表現すれば「こんなにオッサンになってもなお、振られたくないオンナが居るような気分」なのかな。

5月 13, 2009 人間的な、あまりにも人間的な | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.05.30

住宅PVを最優先に!

本当は、住宅の太陽光発電を応援したいなぁ。。。
僕も、住宅PVをやりたいし。

だけど、食えないから業者はどんどんやめてっちゃう。大抵は本業に戻っちゃう。大抵の人は片手間ですし。そうでなきゃ、新手のマーケティング手法を携えた一発屋の栄枯盛衰を目にするばかりで。

そう言いながらもウチの業務の柱は住宅じゃなくて、PV関係のややこしい設計開発だったり卸販売だったりするわけでして。。。ウチは、FA屋なのか電子屋なのか電気屋なのか。。。
食えては居るし面白いんだけど、このままじゃ日本の未来にとってダメなんだなぁ。
自分のウチが辛うじて食えているというだけじゃ、ダメなんだなぁ。
自分のことはいいから、それよりも人を育てないと。
しかも住宅をちゃんとやれる人を!!

日本の未来、エネルギー戦略を考えると、やはり住宅PV。
いろんな業者が広く取組めるような形であってほしい。
競争結構!!(但し、材料の販売価格じゃなくて中身の競争)

でも、新参者にはとても食えないのが問題。。。
彼らには、縁もないし技術も無いし。。。

すると、ユーザーもメーカーと業者とがWin-WInになって継続性がもたらされないとならないわけだけど、現実は、補助金系のシャブ中系の取り組み、あるいは一発屋ばっかりになっちゃう。これって継続性がないんだよねぇ。メーカーに流動性の悪い預け金を取られるだけで(汗)

一方、FTってのもありますね。事業者向けです。でも、事業者≒企業(大抵は大きな企業)そこそこの資金を持ってますし、社会にアピールしたりするためにPVをやるのはもうあたりまえ。ひょっとすると彼らにとってのPVはポーズに過ぎなかったりする。自腹でPVを導入できない企業はその程度の業績なのだし、補助まで得てPVを導入するってどうなんだろう?国も、これは予算配分が変じゃないか。

僕は日本国民として、日本のエネルギーを考えた時に、住宅の省エネ、創エネをPVを通して、ゆるぎないものにしたいと、と思う。
住宅PVをやらなくちゃと思う。これってベースなんですよ。
いくら日本の太陽光発電ビジネスが割に合わないからといって、外貨稼ぎに集中している場合じゃないな、と思う。

日本のためには、住宅の太陽光発電を一から十までちゃんとやれる、そんな業者を育てたいなぁと思う。今のところうまく行かない。
専業者同士が互いに会おうってったってカネも時間もないし、なぁ。

どうやら、PVって、多くの事業者にとっては、片手間なんですよね。
商品を売るっていう商社機能に留まっているというか。。。

シツコイけど、日本のエネルギーの未来とか電子技術開発のアドバンテージ、建設技術の底上げとか考えるとやっぱり住宅PVが最優先されるべきだと思う。ちゃんとWIn-WInになるような業界の形が要る。その形って、僕にはまだ見えないんだけど。(政治は出来ないだろうな。僕は)

5月 30, 2008 人間的な、あまりにも人間的な | | コメント (2) | トラックバック (0)

2006.05.23

英語勉強してます。

最近、嫁さんと一緒に英語を勉強しています。
6月にドイツに行こうとしているからです。

雑誌や論文は辞書を片手に頑張ってきたのですが、定型文を覚えて発声練習までしようとするのは、高校生以来かもしれません(笑)

まぁ、この狭い地球のことですから、ちゃらんぽらんな英語でも鉄道の乗り換えや切符の購入は何とかなると思いますが、せっかく現地に行くのですからPVに関してドイツ人とディスカッションが出来るくらいになりたいです。本当はドイツ語でしゃべることが出来ればいいのですが、英語も出来ないうちにそれをするのも無茶でしょう。ドイツに駐在していた友人の話では、向こうのインテリジェンスは英語は余裕だということなので、私たちも英語を使ってコミュニケーションするのが良さそうだと結論しました。

楽しみも向学も追い求めようとすると、めちゃ勉強しなければなりません。
PVに関するJIS用語くらいは英語に翻訳しておこうと思います。しんどいです(笑)

5月 23, 2006 人間的な、あまりにも人間的な | | コメント (2) | トラックバック (0)

2006.02.20

ナゾが解ける瞬間

お隣に住む大家さんが野菜を片手にやってきた。
「ね~前から聞きたかったんだけどさぁ」
「うん?はいはい」
「ねずみ出なかった?」
「年末年始は眠れないほどでした。。。(でも夜中に大騒ぎするノラ猫の方が問題かも)」
「そうでしょぉ。裏の方がクリスマスくらいに倉庫を壊したでしょ?」
「はぁ」
「それで住むところが無くなって、やってきたんじゃないかなぁ。ウチも天井裏がうるさくてうるさくて。。。ネズミ捕りをしかけたりして、やっと最近静かになったのよぉ」
「そっかー!!でも、この辺にはノラ猫がいっぱい居ますよね。エサもやっていないのに、まぁ。。。向かいのマンションの人たちからは、”ヨシドミさんち”の猫なんて呼ばれてますよ。とんだ誤解だ。」
「最近のノラ猫は、闘争心も無くてネズミも追いかけないわよ」
「そっかな~あの三毛猫なんて、人に近寄りもしませんよ。自分でエサを探して食って言ってるわけでしょ?だったらネズミだって。。。」
「いや、アタシにはなついているわよ。毎日ミルク飲みにくるよ」
「え~!!あのノラ猫の飼い主は大家さんだったのか~」

2月 20, 2006 人間的な、あまりにも人間的な | | コメント (4) | トラックバック (0)

2006.01.31

アスベスト、勘弁して欲しいなぁ

アスベストの報道を見るたびに胸が詰まる。
電気屋稼業なんか天井裏で吸いまくりだ。
これからもリフォームで吸いまくりだ。
内装業者や解体業者も屋根屋もきっと吸いまくりだ。
古い建築物がすっかり無くなるまでずっと吸いまくりだ。
一体、どうしろっていうの?

こんな仕事やってちゃいけないのか、とも思うけど、結局は誰かがやらないと済まない。
きっと私達職人はこれからも、アスベストを吸いながら仕事するだろう。

だからマスコミや政府は被害者救済を進めると同時に、これからは「どうすれば吸わずに仕事が出来るか」「どうやってリスクを抑えるか」をもっと議論して欲しい。

1月 31, 2006 人間的な、あまりにも人間的な | | コメント (8) | トラックバック (1)

似顔絵、似てますね

先日、初めてお会いした方に「似顔絵と本物そっくりですね!!」と言われました。
http://www.abi-station.com/
アビステーション様に感謝です。

嫁さんに、ホントに似てるかい?と聞いてみたら「うん」だそうです。
なんだか楽しいです。

1月 31, 2006 人間的な、あまりにも人間的な | | コメント (3) | トラックバック (0)